商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2020/12/15 |
JAN | 9784909394453 |
- 書籍
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料理と利他
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料理と利他
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商品レビュー
4.1
41件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・美しいものは追いかけても逃げていく。でも、淡々と真面目に仕事すること、自分が生活をするということで、美しいものは後からついてくる。 ・作為が残っていたら、気持ち悪くて食べられない。無名性の中に他力が現れる。 ・まずは、人が手を加える以前の料理を、たくさん経験するべきですね。それが一汁一菜です。ご飯と味噌汁とつけもんが基本です。そこにあるおいしさは、人間業ではないのです。人の力ではおいしくすることのできない世界です。 ・基本的に、おいしいものをつくろうということは、和食では考えない。 ・なにもおいしくしようという行為ではなくて、まさに一木の中から仏さんを掘り出すように、いわゆる彫刻的なんですよね。 ・和食は「この瞬間」のおいしさを、食べています。そういう意味では、和食はいつも変化する道中の一瞬を食べています。 ・美しいものをつくろうとするから美が逃げていく。それが自力という問題です。それに対して、「用の美」。人間が器になったときに、まさにそこに他力としての美がやってくる。
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ご飯作りって利己とか利他とか考える前にお腹が空いて何か食べなきゃならないからするんだけど、大抵は女の仕事だった。それを男性に利己に通じる素晴らしいことだと理屈っぽく言われて、ご飯作り担当の自分が自己承認された気になってることに気づくと妙に腹がたった。
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面白すぎる組み合わせの対談。 むらやええ加減、をよしとする。レシピや作為のない料理。キッチンに立ちたくなる一冊
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