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あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/12/08 |
| JAN | 9784309467252 |
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あなたの体は9割が細菌
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あなたの体は9割が細菌
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アランナ・コリン氏は、イギリス出身の進化生物学者・サイエンスライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で博士号を取得。腸内細菌の重要性をテーマとした『あなたの体は9割が細菌』は世界的なベストセラーとなった。BBCなどのメディアにも出演し、科学の普及活動に...
アランナ・コリン氏は、イギリス出身の進化生物学者・サイエンスライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で博士号を取得。腸内細菌の重要性をテーマとした『あなたの体は9割が細菌』は世界的なベストセラーとなった。BBCなどのメディアにも出演し、科学の普及活動にも積極的に取り組んでいる。 本書は、著者が、マレーシアでのフィールドワーク中に感染症を患い、抗生物質治療を受けた経験をきっかけに、腸内細菌と健康の関係に強い関心を抱くようになり、人間の腸内微生物の重要性と現代病との関連を科学的に解き明かした作品で、2016年に出版、2021年に文庫化された。原書は『Gut:The Inside Story of Our Body’s Most Underrated Organ』(2015年)。 ポイントを列挙すると、概ね以下である。 ◆人間の体内には細胞(10兆個)よりも多くの微生物(100兆個)が存在し、私たちの体はひとつの生態系である。ヒトゲノム・プロジェクトの後に始まったヒト・マイクロバイオーム・プロジェクト(人体に棲む微生物のゲノムの総体を調べるプロジェクト)により、腸内微生物の多様性や機能が科学的に明らかになり、体や健康への関連が本格的に研究されるようになった。 ◆肥満、アレルギー、うつ病などの現代病は、腸内細菌の乱れと関係している可能性がある。抗生物質や加工食品、清潔志向が腸内環境を破壊し、病気のリスクを高めている。 ◆腸は免疫の中心であり、腸内細菌が免疫系の教育係として機能する。腸の状態が全身の健康に影響し、自己免疫疾患や慢性炎症の原因にもなる。腸を整えることが病気予防の鍵。 ◆腸と脳は神経でつながり、腸内細菌が精神状態に影響を与える。腸はセロトニンなどの神経伝達物質の生成にも関与し、うつ病や不安障害とも関連がある。 ◆腸内細菌は人間に利益をもたらす一方で、自らの生存を優先する面もある。食欲や嗜好に影響を与え、宿主の行動を変えることもある。 ◆腸内では微生物同士が絶えず競争し、勢力争いを繰り広げている。抗生物質の使用はこのバランスを崩し、悪玉菌の台頭を招くことがある。腸内の生態系維持が健康に直結する。 ◆食事は腸内細菌の構成に大きく影響する。食物繊維や発酵食品は善玉菌を育て、加工食品は多様性を損なう。腸内環境を整えるには、微生物にとって良い食生活が不可欠。 ◆腸内細菌は出生時に母親から受け継がれ、分娩方法や授乳、育児環境がその後の健康に影響する。人生初期の微生物との接触が免疫や代謝の基盤を形成する重要な要因となる。 ◆腸内環境を改善するには、発酵食品や自然との接触、抗生物質の慎重な使用が必要。乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌と、それを増やすための食物繊維やオリゴ糖の摂取、生活習慣の見直しが求められる。 ◆腸内微生物との共生は、現代の健康観を根本から変える可能性がある。医療や食生活のあり方を見直し、微生物との関係を重視することで、より持続可能な健康社会が築ける。 本書については、ベストセラーとして以前から気にはなっていたのだが、今般たまたま新古書店で文庫版を見つけ、目を通してみた。 内容については、体内の微生物の数が細胞の数の10倍だということにはさすがに驚いたが、ヒトの体が様々なバランスの上に成り立っていること、よって、「ヒトにとって「ふつう」でないこと」が増えた現代社会においては、そのバランスが崩れ、体や健康に悪影響を与えていることは、シニア世代の私としては、概ね想像できる内容ではあった。 また、私は本書を読むにあたってスキャニング的に目を通したのだが、それは、外国人ライターによる科学物に多いナラティブなスタイルが苦手だからである。本書は文庫版で400ページを超えるが、新書のようにポイントを記述するスタイルなら200ページで足りると思われる。(これは個人の好みの問題なので、良い悪いではないが。。。) それでも、体と健康のために腸内微生物との共生を意識すること、敷衍して、現代社会において様々な面で失われつつある、ヒトにとって「ふつう」の状態を意識し、それを取り戻すことの大切さを再認識するために、一度手に取っていい1冊かもしれない。 (2025年11月了)
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●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。 インパクト大なタイトル。
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この本を読んでから食生活に対する意識が大きく変わりました。育児をしている方は読むと良いと思います。個人的に糞便移植には全く抵抗を感じないので、体質が変えられるならぜひやりたい。研究が進むのが楽しみです。もし自閉症が治せるようになったら、救われる人はたくさんいると思う。
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