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チ。 ―地球の運動について―(第1集) ビッグC
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2020/12/11 |
| JAN | 9784098607785 |

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チ。 ―地球の運動について―(第1集)
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チ。 ―地球の運動について―(第1集)
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商品レビュー
4.4
134件のお客様レビュー
禁じられた研究を追い求める「知りたい」欲求には抗えない。 コマの使い方が非常に巧みでハラハラして読むことができました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時は暗黒の中世ヨーロッパ。主人公ラファウは神童と呼ばれるほど優秀で、神学校へ進学することを期待されていた。当時は異端審問官が「異端」の疑いありとする人を拷問にかけ、C教の教義と少しでも外れると異端者として火あぶりで処刑されることが日常茶飯事だった。ラファウは「異端」として道に外れない様時には嘘をつき要領よく振る舞うことが得意で、この世は「チョロイ」と思っていた。だがある日、異端審問から「改心」した謎の男を受け入れて世話することになり… 「それでも地球は回っている」と「地動説」を唱え、教会から「異端」とされ処刑されたガリレオ・ガリレイに至るまでの、沢山の「天文」に取りつかれた人たちの物語。 ラファウには要領よく振る舞うことも、嘘をつくことも簡単なことだった。だが、「地動説」に出会い、それこそが真理なのだと気付いた人が、その真理のために命をなげうつ様を見た。そしてラファウもまた、自然が真理を証明していることを誤魔化せずに命を捨てる。星の動きを観察すれば、動いているのはこの地球なのだとの結論に至る。それが「異端」とされる考えでも現象はそちらが正しいことを示し続ける。「真理」に気付いてしまえば、やはり「それでも地球は回っている」と処刑されると分かっていても叫んでしまうだろう。 現代は科学が進み、「地動説」は当たり前となった。その「当たり前」が「当たり前」になるまで、沢山の科学者が屠られてきた。「神」の名の下に。真理を知った後にラファウから見た世界は、どれほど歪なものに見えただろう。真理を「異端」として研究することを禁止し、誤った教義を押し付け学ぶ自由もない世界。いつかもっと沢山の気付く人が現れて、今の誤りを覆せる日が来るだろうか-。ラファウ、覆ったよ。とても長い時間がかかって、その最中にある君たちからみれば無意味かもしれないけれど。 現代科学の礎となった天文学や物理学は、「異端審問」と科学者の戦いの結果だ。科学の恩恵を享受している現代人が、その恩恵の影にあった悲劇を知らずに、生きることに退屈したり失望していてはいけない。何よりも「考える」ことを縛られる当時の恐ろしさを知っておかないといけない。自由に考え、望み、学び、どこにでも行き、発言する。ラファウが夢見た世界に生きている素晴らしさを感じよう。
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常々思っていたと言うとアレですが、 歴史物で「人の意思は受け継がれる」と言う割に1人の人生を重んじすぎでは?と思っていたのをとても上手に体現してくれたような。 チ。というテーマに沿って数々の人の想いが受け継がれていく(つまり主人公と思ってた人がバンバン死んでく)。 そしてその想...
常々思っていたと言うとアレですが、 歴史物で「人の意思は受け継がれる」と言う割に1人の人生を重んじすぎでは?と思っていたのをとても上手に体現してくれたような。 チ。というテーマに沿って数々の人の想いが受け継がれていく(つまり主人公と思ってた人がバンバン死んでく)。 そしてその想いが結実するだいぶ前に物語は突然終わる。というかつまり、歴史上では「始まる前の」物語だったようだ。 個人的には、尋問官が物語の軸のように見えるのがやだなーとずっと思ってたら、チの意味の一つを担ってたり、最後「同じ時代を生きる仲間」のようなメッセージで、より高い視点を持たされてはえーってなった。 自分の生き方を振り返ったりさせてくれる。
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