- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
古来稀なる大目付 まむしの末裔 1 二見時代小説文庫
定価 ¥723
330円 定価より393円(54%)おトク
獲得ポイント3P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2020/11/26 |
JAN | 9784576201924 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
- 書籍
- 文庫
古来稀なる大目付
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
古来稀なる大目付
¥330
在庫あり
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
主人公が、74歳の松波三郎兵衛正春。 なんと、吉宗の鷹狩の供をして、五代様から仕えているとの話から、突然に、「大目付になれ!」と。 一瞬 吉宗の戯れの話かと、思われたのだが、出世も望まず、他の者と違って忖度をしない三郎兵衛を 認定し、今、目安箱に投書の件を 調査するように・・・...
主人公が、74歳の松波三郎兵衛正春。 なんと、吉宗の鷹狩の供をして、五代様から仕えているとの話から、突然に、「大目付になれ!」と。 一瞬 吉宗の戯れの話かと、思われたのだが、出世も望まず、他の者と違って忖度をしない三郎兵衛を 認定し、今、目安箱に投書の件を 調査するように・・・・ と、話が進んで行く。 5話から構成されているのだが、75歳にもなる老人が、主人公で、その上、孫が、又、口達者であり、腕も強い。 時代小説でも、佐伯泰英の酔いどれ小藤次より年上であろう老人の活躍が、20以上も若い武士のような立ち回りをする。 頭も鋭く、年の功であるのだろうか、人扱いが上手いのだと、思っていたのだが、孫の勘九郎の方が、世間慣れしている。 最後は贋金作りで、終わるかと、思ったら、稲生正武の三郎兵衛襲撃の狂言に、・・・尾張を潰すための捨て駒になっていたのかもしれないと、思うと、お家存続とは、策略が一杯されているのだと。 しかし、その時襲撃にあった三郎兵衛は、意識を失いかけた時に、孫の勘九郎の声を聞ける幸福感を感じている。 祖父と孫の関係が、良い。 そして、この小説で、面白いと、思ったのが、最初から、吉宗と三郎兵衛の会話の中で、お互い、腹の中で、考えている事が、描いてあることである。 相手が、何を考えているのかを知りつつ、違和感なく、話が進んで行くところが、面白かった。 まむしの末裔1と、なっているから、これからも続くシリーズなのだろう。 三郎兵衛の活躍を期待している。
Posted by