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デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/11/26 |
JAN | 9784087816952 |
関連ワード | 河野啓 / 文学・エッセイ・詩集 |


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商品レビュー
3.6
117件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
栗城さんの事はテレビでよくお見かけするなぁくらいの意識しかなかったが、ニュースで亡くなったと報じられた時は驚いた。 夢を向かって頑張っていく姿を見せて周りを勇気付けるみたいな人だったのかなとふんわりと思っていた。 栗城さんが掲げていた夢が山岳界隈から物議を醸すような無謀な行為であったのも山についての知識のない自分は全く知らなかった。 登山は夢というより山という圧倒的現実と対峙するもので、自分の体力気力ポテンシャルとコンディション、天候、地形、シェルパの存在、その他諸々が合致して初めて難所の山が登れるのだなと思った。 無謀な挑戦を夢として無責任に応援する事の罪深さも理解できた。 にしても、この著者は栗城さんに対して少々厳しい姿勢なのも気になる。 亡くなった方をそんなに悪く言わなくても良いのでは、とも思う。
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SNSやメディアの危うさや怖さ 栗城さんの純粋さ 恐れながらも一気読みしてしまった 著者の取材力は確固たる意地と責任を感じた ご冥福をお祈りします
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テレビの企画として栗城氏を取材していた著者。取材当初は彼の明るく人懐っこい人柄に惹かれるも、テレビ企画の競合における栗城氏の裏切りをきっかけに少しずつ違和感や不信感を覚え、彼に興味を失っていきます。 栗城氏の死を知り再び取材を始める著者。関係者たちからの声を集め、「彼はなぜ山に登...
テレビの企画として栗城氏を取材していた著者。取材当初は彼の明るく人懐っこい人柄に惹かれるも、テレビ企画の競合における栗城氏の裏切りをきっかけに少しずつ違和感や不信感を覚え、彼に興味を失っていきます。 栗城氏の死を知り再び取材を始める著者。関係者たちからの声を集め、「彼はなぜ山に登っていたのか?」を探っていきます。 『七大陸単独無酸素』という虚偽表示を使いスポンサーを募る不誠実さ、プロの登山家とは言えない精神性や技術のなさに、かつて応援していた気持ちは薄れ、「観察者」として栗城氏の素顔を炙り出しています。複雑な思いや彼に助言や苦言を言えなかった自身の反省もまじえつつ、事実と感情がわかりやすくなっているので、私としても栗城氏を必ずしも悪者だとは思えませんでした。メディアを巧みに利用しようとしていた結果、巨大なメディアの闇に返り討ちにあったような印象を受けました。 「登山」と「自己啓発」を一体化し「夢の共有」という売り文句で周りを巻き込んでいくビジネスマン・栗城氏。登頂への成功率を否定しながら占いに足繁く通うなど、言動の整合性のなさは、彼の精神の不安定を表しているかのようです。本書の最後のほうで「山で死ぬことが目標」だったという話もあり、滑落死を『エベレスト劇場』のラストシーンにしてしまった栗城氏。笑顔の裏にどうしようもない孤独や弱さがある、人間らしいとは言えるけど、彼が他に輝ける方法はなったのでしょうか。
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