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九度目の十八歳を迎えた君と 創元推理文庫
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九度目の十八歳を迎えた君と 創元推理文庫

浅倉秋成(著者)

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九度目の十八歳を迎えた君と 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2020/11/19
JAN 9784488435219

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九度目の十八歳を迎えた君と

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商品レビュー

3.5

68件のお客様レビュー

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2026/02/11

印刷会社に勤める主人公は駅のホームでかつて想いを寄せていた同級生の18歳から年を取らないままの姿を目撃する。彼女はなぜ18歳から年を取らないのか?という謎を軸にぐいぐいと物語が牽引され、するするとページが進んだ。高校生の時分の自意識を持て余した感じが見事に言語化されている瑞々しさ...

印刷会社に勤める主人公は駅のホームでかつて想いを寄せていた同級生の18歳から年を取らないままの姿を目撃する。彼女はなぜ18歳から年を取らないのか?という謎を軸にぐいぐいと物語が牽引され、するするとページが進んだ。高校生の時分の自意識を持て余した感じが見事に言語化されている瑞々しさだけでない複雑さを伴う青春ミステリであり、そして「特別な存在」になり得なかった大人たちがいかに現実と折り合いをつけるかというポスト青春小説でもある。 ラストに明かされる事実は確かにそれまでの違和感の答えではあるけれど、その事実を認識することでこの物語全体に対しての味わいを深めるものであるかというと甚だ疑問。不可解な事象に綿密な説明がないことは受け入れられるが、感情を引き立てるものに繋がらないのは物足りない

Posted by ブクログ

2026/01/17

浅倉秋成さんの伏線回収が今回もスッキリとした読後感に繋がりました! 設定が18歳から進まないヒロインと主人公という少し変わった設定であっても、細かい環境設定を自然に織り込むことで違和感なく読めますし、物語の色々な所に散りばめられたヒントを最後にまとめてくれて、読んだ後になるほどな...

浅倉秋成さんの伏線回収が今回もスッキリとした読後感に繋がりました! 設定が18歳から進まないヒロインと主人公という少し変わった設定であっても、細かい環境設定を自然に織り込むことで違和感なく読めますし、物語の色々な所に散りばめられたヒントを最後にまとめてくれて、読んだ後になるほどなーと思います。 また、青春時代と大人のリアルという対比を描くことで、おそらく子供も大人も何か感じれる作品なんだろうなと思います。面白かったです

Posted by ブクログ

2025/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『九度目の十八歳を迎えた君と』は、青春のまばゆさと、時の流れに取り残された心の影が静かに交錯する物語だった。過ぎ去った季節を再び見つめ直すことで、かつて疼いていた感情が輪郭を取り戻していく。その過程を描く筆致には“痛みを抱えた優しさ”が通底しており読後に深い余韻を残す。 特に印象的だったのは、物語終盤に見せる美咲の振る舞いだ。あの年齢のまま時間を積み重ねられない彼女が、感情を爆発させるように駄々っ子めいた姿を見せた瞬間、思わず息を呑んだ。だがその驚きはすぐに胸の底で温かさへと変わっていく。あれは彼女がようやく“自分の痛みを声にできた”という、長い静寂の果ての叫びだったのだと感じられるからだ。無垢さと危うさが同居したその表情は彼女の存在をより立体的にし、物語全体の切実さを際立たせていた。 過去を悔やみ、大人になることを恐れながらも、それでもなお前へ進もうとする主人公と美咲の姿は、誰の心にもひそむ「取り残してきたあの頃」へと静かに手を伸ばす。 青春が終わりゆく音と、再び歩き出すためのかすかな胎動。それらが重層的に響き合い、ページを閉じた後もしばらく心を握りしめて離さない。 美しいだけではない、苦さも混じった青春の再生譚。美咲のあの瞬間の幼さすら、物語が抱えてきた切なさと希望を象徴しているように思え、読後には静かな光が胸に残った。 パイセン本。

Posted by ブクログ