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スマホ脳 新潮新書882
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スマホ脳 新潮新書882

アンデシュ・ハンセン(著者), 久山葉子(訳者)

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スマホ脳 新潮新書882

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/11/18
JAN 9784106108822

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商品レビュー

4.2

1278件のお客様レビュー

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「スマホ依存症」 自分もそうなっているだろうな、と自覚していたので前にもペラペラっと読んでいましたが、じっくりと再読してみました。 なぜ、スマホはこんなにも人を魅了するのか脳内物質をあげて説明してくれている本。 ・デジタル化が進む一方でPCで、ノートをとるより、紙にペンで書いた方が大学の講義の趣旨をよく理解できていたというアメリカの研究もある。 →我が子にはタイピングの前に、紙に鉛筆で書くという行為もできるようにさせたい。 ・新しい情報を探す本能。その裏にある脳内物質ドーパミン。このドーパミンのおかげで人間はクリック、検索が大好きになる。 ・運動をしている人の方が不安障害に、なるリスクが低い。うつ症状や集中力、記憶との関連も否定できない。 →とにかくスマホを寝室に置かない。 →1日のスクリーンタイムを2時間までにする。 →感情を言葉にできるようにする。 →スマホを触る時間を運動に変える。 とてもわかりやすいです!!

Posted by ブクログ

2024/06/06

本書はベストセラーなので他のあらゆる場所で本書の内容は見聞きしていた。そのため今回読む際には知らない内容を探すという視点で読んだのだが、細かい研究内容やそれぞれの仮説などが興味深く、結構じっくり読みこんでしまった。 特に興味深かったのは、ストレスや鬱、不安と言ったもの自体が、人...

本書はベストセラーなので他のあらゆる場所で本書の内容は見聞きしていた。そのため今回読む際には知らない内容を探すという視点で読んだのだが、細かい研究内容やそれぞれの仮説などが興味深く、結構じっくり読みこんでしまった。 特に興味深かったのは、ストレスや鬱、不安と言ったもの自体が、人類が生き延びるために必要であったため今に残っている、という点。これが本書の論点の出発点でもある。 ヘレン・フィッシャーの『人はなぜ恋に落ちるのか?: 恋と愛情と性欲の脳科学』においても、感情は人間が進化してきた過程の中で有用であったが故に現存していることが解説されているが、ストレスや不安という、人間を不調にしてしまうが故に一見不利に見えるステータスもまた人間が生き延びる上で必要だったわけだ。 この事実を知るという効能は大きく分けて2つあって、1つは「自分自身の精神的な不調=自分が劣っている、というわけではない」という自信を持つこと。 もう1つは「長い期間人類が生きてきた生活スタイルや環境に、今の精神的不調を治す答えがある」ということだ。 本書後半ではスマホとの現実的な付き合い方や、運動することがその打開策となることを教えてくれている。 私は仕事で長時間コンピュータ(&スクリーン)に向かっているため、やはり視力低下と運動不足が課題になっている。幸い、まだ精神異常をきたすほどの影響は受けていない。 しかしやはり程度の差こそあれスマホやネットに対しては中毒になっていると思うし、スマホ、ネット、SNSとの付き合いの長い、私よりさらに若い世代は、より中毒、そして副次的症状による影響が大きいはずだ。これは個々人だけでなく、その規模から察するにもはや社会的・世界的に大きな損失となる。 「人間は本能的にラクをしたがる」。その方が生存しやすかったからだ。つまり、楽をしたがる欲があるということ。 そうなると、欲望をエサとして拡大再生産していく資本主義的様式は、人間を助けるという大義名分を掲げて邁進し、反作用として人間の精神を蝕んでいく宿命にあることになる。 進化というマクロ単位での環境への適応のほかに、ミクロ単位でも人間には適応力がある。 ミクロ単位の適応力によって、急激な社会変化にも対応しているわけで、それによってなんとか資本主義の影響による極大な悪影響に抗えている状態であるように思う。 そこで抑えきれずコップの縁から溢れた分が、ストレス、不眠、鬱のような影響として表面化しているのだろう。 こういった分析は、よりサービス・プロダクトへの依存性を高めて収益性を高めようとする企業側からは不都合になる。 不都合なものは外部化され、合法的・非合法的に隠蔽され、意識に上りにくくなってしまう。 いかにこういった危険性を意識化し、人間や環境の変化ペースを考慮した受容の仕方をしていくか。 きっと急激な生活スタイルや環境の変化もまた選別の一つであって、スマホを適度に活用したり、スマホを使っても精神を病まず、健康的に生き、子供を産み育てて子孫を残す者たちが次世代のスタンダードとなっていくのだろう。 スマホやSNSによって精神に不調をきたしたり頭が悪くなったりするという構図は、そのままAIにも当てはめられる。 AIに頼れば頼るほど、人間は自分の思考力や感性や記憶力を使わなくなり、茹でダコ方式で衰えていく。 テクノロジーや社会的な成長が有益であることに疑いようはないが、しかし、資本主義によって欲望が喚起され、不必要なまでに消費、没入、依存をさせられてしまう落とし穴が存在することを、ゆめゆめ忘れてはならない。 その落とし穴は、短期的には自らのメンタル・フィジカルの不調であり、長期的には自らの遺伝子が絶滅する枝分かれを辿る道でもあるのだから。

Posted by ブクログ

2024/06/05

無意識にスマホを取り出してSNSを開いてしまう人は本書を読むべきです。 スマホを1日に4〜6時間使っていた私は、先月からデジタルデトックスを目的にスマホの利用を制限し始めました。 今では3時間を切ることが多くなるほど、私のスマホ依存は解消されましたが、いまだに衝動的にスマホを手...

無意識にスマホを取り出してSNSを開いてしまう人は本書を読むべきです。 スマホを1日に4〜6時間使っていた私は、先月からデジタルデトックスを目的にスマホの利用を制限し始めました。 今では3時間を切ることが多くなるほど、私のスマホ依存は解消されましたが、いまだに衝動的にスマホを手にしてしまうことが多々あります。 私が本書を手に取った理由は、そんな私に喝を入れるためです。 本書を読んでみた感想ですが、非常に面白かったです。 どこが面白かったかと言うと、我々が生きるデジタル社会が人間にどのような影響を及ぼすのかを、採集や狩猟をして生き延びていた先祖の暮らしから紐解いて解説しているところです。 ただスマホの使用に関する研究結果を並べるだけでなく、人類の歴史から遡って説を唱えているため、生物学的な知識も得られ、より興味をそそられました。 本書では、主に若者のスマホ使用に対して問題視されてますが、私自身が当事者であるため、著者の提言にはとても危機感を覚えました。 特に心当たりがあったのが、SNSによる精神的な影響と、集中力の欠如です。 SNSについては、私自信周りに流されやすいタイプのため、よく考えなくとも私とSNSの相性が最悪であることは明確です。今はパソコンでのみSNSを見るようにしておりますが、手放すことができて良かったと心から思います。 そして現在、私が最も危機感を感じているのが集中力の欠如です。 仕事をしていても全く集中ができずケアレスミスが多発したり、本を読んでいても同じ文を何度も読み直してしまうことが沢山あります。 その対処法として、本書では運動が一番有効だと紹介されていたため、さっそく1週間に2時間の運動を生活にどう組み込むか考えようと思います。 スマホを触っていた時間を何か別のもので置き換えられると更に良いのですが、今の私には夢中になれるような趣味がないため、これがなかなか難しいです。 電車での移動のときは意識して読書をするように心がけておりますが、家で暇しているときにぽっかり空いた時間などはたまらずスマホを触りたくなります。 このように、まだまだスマホの依存による問題点は様々ありますが、その危機感は忘れずに、少しずつ改善していけたらなと思います。

Posted by ブクログ

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