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私のジャンルに「神」がいます
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私のジャンルに「神」がいます

真田つづる(著者)

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私のジャンルに「神」がいます

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/11/12
JAN 9784046800268

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2022/03/24

短編読んで気になってたやつ、ついに買ってしまった…。 崇拝する絵師さんとか字書きさんいる人間には、わかり味が深すぎるんだよなぁ…

Posted by ブクログ

2021/11/03

二次創作をするオタク(特に字書き)にクリティカルヒット。 わたしたちの「リアル」をものすごくあざやかに描き出していてバズるのは必須って感じ…。オタクってメディアに取り上げられるとなんとなくズレてたり遅れてたりしてること多いけど、これはもう鮮明にリアル。身に覚えのある感情(しかもネ...

二次創作をするオタク(特に字書き)にクリティカルヒット。 わたしたちの「リアル」をものすごくあざやかに描き出していてバズるのは必須って感じ…。オタクってメディアに取り上げられるとなんとなくズレてたり遅れてたりしてること多いけど、これはもう鮮明にリアル。身に覚えのある感情(しかもネガティブな)がいっぱいで、なーんだみんなそうなのねと思ったり、二次創作への初心を思い出して熱くなったり。 くじけそうなとき読みたい漫画です。

Posted by ブクログ

2021/07/23

 Twitterで一部界隈を大いにざわつかせた、同人ジャンルにおける神を多視点で描いたTwitter漫画の書籍版である。  更新されるたびになぜか脇役の「おけけパワー中島」の方がトレンド入りしていたのはご愛嬌だが、綾城という名の天才字書き(二次小説家)=神を中心に、その周囲の人々...

 Twitterで一部界隈を大いにざわつかせた、同人ジャンルにおける神を多視点で描いたTwitter漫画の書籍版である。  更新されるたびになぜか脇役の「おけけパワー中島」の方がトレンド入りしていたのはご愛嬌だが、綾城という名の天才字書き(二次小説家)=神を中心に、その周囲の人々の視点で彼女を描いた作品である。  この作品は何といっても、ディテールの描き方と同人界隈の人間の情念を描く様が凄まじい。  前者においては、例えばそれは検索ワードの選び方であったり、かつての個人サイト全盛期における夢小説系サイトの面倒くさい姿であったり、わかる人にはわかるタイプのディテールの細やかさがこれでもかと描かれている。  後者はこの漫画の軸と言っていい。  オタク特有の面倒臭さを一切脱臭せずに描いていて、神と親しくしている人物への嫉妬だとか、同ジャンルで競う相手への反感だとかをまざまざと描いている。  そしてそのベースには 「創作を行う燃料は負の感情である(場合が多い)」  という事実がある。  感想に一喜一憂するような可愛らしい心情もあるが、神とされる人への「コイツの解釈が正解扱いなの、ホント気に食わない」といった感情まで丁寧に描かれているのだから、素晴らしい。  腐向けジャンルをベースにしながら、その部分ではきちんと臭みが取られているので、同人や二次に詳しくない方でも読める良質な現場ルポ漫画である。  地味だが、おけけパワー中島の存在も大きいところだ。  神の親友というイラっとする立ち位置で出演し、徐々に 「あれ、コイツめっちゃ良いやつ……」  と思わせていく構成などもよく計算されている。  不人気ジャンルに繰り出した渾身の二次創作を一番乗りでお気に入りし、感想ツイートまで上げる彼女はあまりに眩しい存在だった。  光のオタク扱いを見かけた記憶があるが、まさにそれ。存在自体がエモい。  正直、紙の本として読むよりTwitter上で読んだ方が魅力を感じやすい漫画ではあると思う。  ワンクリックとページをめくる動作はどうしても違う。そこに違和感はあった。  ただ、それを推しても推薦するに足るだけの内容であり、そこで描かれた情念の濃厚さは甚だしいものがあった。  というわけで、総評として星五つで評価したい一冊である。  上述したように、腐向け要素はほぼ皆無なので、男性にも問題なく読める作品である点は付記しておきたい。

Posted by ブクログ

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