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ひとりひとり 講談社の創作絵本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/11/04 |
JAN | 9784065217610 |
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ひとりひとり
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
ひとりひとり違うけど、ひとりひとり同じものを見ていたり感じていたり。 ひとりだから感じること、一緒だから感じること、そんなことが淡々と優しく語られている。 いわさきちひろさんの絵がまたほんわか優しくて素敵なんだよなぁ。
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「ひとりひとり」から始まる、谷川俊太郎さんの詩は、それぞれが同じようでいて、皆違うんだよという個々の大切さと、孤独感や、お互い出会い関わることで新たな自分を見つけるという、共通した一面もあることを感じました。 また、あとがきにあった、人間社会の中での孤独と、宇宙自然世界の中での...
「ひとりひとり」から始まる、谷川俊太郎さんの詩は、それぞれが同じようでいて、皆違うんだよという個々の大切さと、孤独感や、お互い出会い関わることで新たな自分を見つけるという、共通した一面もあることを感じました。 また、あとがきにあった、人間社会の中での孤独と、宇宙自然世界の中での孤独とを重ね合わせて考えていることに、共感するものを覚えました。壮大過ぎて気が遠くなりそうな感じに、あまり考えたくはないのが正直なところですが、神秘的なものを覚えるのも確かです。 そして、いわさきちひろさんの絵をちゃんと向き合って見るのは、初めてでした。私の中で勝手に戦争をイメージしていたのですが、改めてじっくり見てみると・・・目や鼻や口とか何も描かれていないのに、はっきり私の中で顔が思い浮かぶ感じ、というか、私には見える。すごく純粋で、可憐で、素朴で、躍動的で、弱々しくて、切ない様が分かるのが、すごい。1960年代の絵とは思えない、いつまでも変わることのない大切さが絵に備わっているというか。 「白いシルエットの少女」の、少し振り向きながら、ただ右手をこちらに振っているだけの絵に、こんなに愛らしく、気品ある雰囲気を漂わせられることが、本当にすごいと感動いたしました。 どの子供の絵にも、ささやかな希望が感じられて、他の作品もぜひ見てみたいです。
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谷川さんの言葉といわさきちひろさんのやさしい絵がよくマッチしています。 コロナ禍で人とのちょっとした会話や関わりが少なくなっている今だからこそ。 谷川さんの言葉を声に出して読んでみることで、お湯のようにひたひたとしみ込んできます。
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