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潮騒 新版 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/10/28 |
| JAN | 9784101050447 |
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潮騒 新版
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商品レビュー
4.2
169件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文章が簡潔で読みやすく、比喩も洗練されているように感じる。題材が穏やかなものであること、ギリシャの古典を下書きにしたものであるという点が非常に読みやすくさせているのだろうが、三島由紀夫の別作品も試してみようと思った。1954年の小説らしいがこのあたりの年代の小説から読みやすくなってくるように感じる。 初江と新治は互いに急激に惹かれ合う。どうしてかはあまりわからなかったけれど往々にして恋愛なんてそんなものなのだろう。そこ以外には特に不満に思うところもなかった。これも下書きがダフニスとクロエにあることを考えると特に気にならない。 千代子の嫉妬と軽率な噂話によって新治と初江は窮地(というほどたいそうなものではないが)に立たされる。ここには小さな共同体のいやらしさを感じた。しかしこれも物語の構成上必要なものではある。千代子の印象はここで最悪になるが、最終盤二人の間を取り持つのも千代子である。二人を取り持つ動機になるのが千代子の罪悪感であるのは少し無理があるような気もするが自然な流れではある。 やはり試練は訪れる。新治と安夫は2人して見習い船員となる。沖縄で新治は勇敢さを発揮し、見事初江の父照吉に認められる。灯台にて新治と初江が向き合う場面で、初江は、新治を守ったのは自身の写真新治は自身の力であると考えるが、新治は自身の力こそが道を切り開いたのだと確信する。初江としては不満かもしれないがこういう心持ちであってくれることは読者として??頼もしい。ありきたりではあるが新治が成長していることを確信させる一文であったと思う。
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- ネタバレ
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初めての三島由紀夫作品だった。 新治と初江の間に色々な苦難はあれど、恋が成就するという、裏切りのない恋愛小説。 「目をあいちゃあかんぜ!」がお気に入り。
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初めての三島由紀夫。風景、情景の描写がすごい。古い本だけあって、とっつきにくいと思っていたけど、知らない間に引き込まれていた。 「少女は流れた涙をすこしも拭おうとしないで頬笑んだ。雨の降っているうちに射しだした日のようである。」こんなフレーズ、なかなか出ない。さすがだな。
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