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潮騒 新版 新潮文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/10/28 |
JAN | 9784101050447 |
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潮騒 新版
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商品レビュー
4.2
121件のお客様レビュー
三島由紀夫は金閣寺しか読んだことがなく、ああいった作風ばかりなのかと思っていたからとても意外だった。 とても純粋な恋の物語。 安夫が何回も蜂に刺されるところはつい笑ってしまった。 仕事も恋も、不満を言わずに黙ってコツコツと真摯に向き合っていればいい事あるよ、というとてもシンプルな...
三島由紀夫は金閣寺しか読んだことがなく、ああいった作風ばかりなのかと思っていたからとても意外だった。 とても純粋な恋の物語。 安夫が何回も蜂に刺されるところはつい笑ってしまった。 仕事も恋も、不満を言わずに黙ってコツコツと真摯に向き合っていればいい事あるよ、というとてもシンプルなメッセージも受け取った。
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三島由紀夫先生を初めて読ませていただきました。 前々から文章を読んだことはあったのですが、なかなかに難しく、一度も手をつけたことがありませんでした。おそらく、三島先生の中ではかなり読みやすい方なのかなと思います。 文学として美しい表現だなと思ったのは、初江が夜の松林で転んだ時の...
三島由紀夫先生を初めて読ませていただきました。 前々から文章を読んだことはあったのですが、なかなかに難しく、一度も手をつけたことがありませんでした。おそらく、三島先生の中ではかなり読みやすい方なのかなと思います。 文学として美しい表現だなと思ったのは、初江が夜の松林で転んだ時の表現。「懐中電灯の光は、とびたった鳥のように、急に松の幹から梢へ翔けた。」いきなり転ぶ初江の様子を、懐中電灯の光に注目しながら、「翔けた」という表現が美しく、心が惹かれます。 物語としては、舞台が少し古く、そして名詞も聞いたことのないものが多かったので、深くは読み切れてない気がします。またいつか、言葉を覚えたら、どこかでもう一度読みたいなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3作目の三島作品です。 読後感の爽やかな、気持ちの良いお話でした。 新治・初江はもちろん、彼らを取り巻く島の人々も好感が持てます。 ヒールなのは、安夫と千代子でしょうか。 安夫は、嫌なやつだけれど小物感漂い過ぎてイライラしないし、千代子は自分に自信のない年頃の娘さんが嫉妬にかられて魔がさしてしまったのだと思うと、あまり腹がたちませんでした。 思うように連絡が取れない、会えない、もどかしい昭和の純愛を堪能しました。 それにしても、文章・描写の巧みで美しいことといったら! どうやったら、このように美しい文章を書けるのでしょうか。 心の底から憧れます。
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