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禁色 新版 新潮文庫
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禁色 新版 新潮文庫

三島由紀夫(著者)

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禁色 新版 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/10/28
JAN 9784101050430

禁色 新版

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商品レビュー

3.9

25件のお客様レビュー

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2026/01/31

おもしろかったけど、長かった…。 途中、鏑木夫人と恭子をごっちゃにするという大失態… 表現が美しいけど難しくて、何度も立ち止まってしまった。なかなか読みこなせなかった… でもたまに、ギャグシーン?みたいなのもあり、どういうテンションで読めばいいのか…と笑ってしまった。 また再読...

おもしろかったけど、長かった…。 途中、鏑木夫人と恭子をごっちゃにするという大失態… 表現が美しいけど難しくて、何度も立ち止まってしまった。なかなか読みこなせなかった… でもたまに、ギャグシーン?みたいなのもあり、どういうテンションで読めばいいのか…と笑ってしまった。 また再読した時には、理解度が高まるといいな、、 南悠一という男が魔性すぎて、 もし映像化したとしても、誰もが納得するような役者はいないだろうなあ

Posted by ブクログ

2025/11/13

 終わった。  ようやく読み終わった。  んーーーーっ長かったーーーーーーーッ  10月4日に読み始めてから、一ヶ月以上かかった。私にしてはすんごく時間がかかった。普段なら頓挫して諦めてしまうくらい時間がかかった。何回挫折しそうになったかわからないくらいだった。  あらためて、自...

 終わった。  ようやく読み終わった。  んーーーーっ長かったーーーーーーーッ  10月4日に読み始めてから、一ヶ月以上かかった。私にしてはすんごく時間がかかった。普段なら頓挫して諦めてしまうくらい時間がかかった。何回挫折しそうになったかわからないくらいだった。  あらためて、自分は日本文学向きじゃないんだなと痛感した。一応の理系でよかった。文系だったら、きっと大学生活が耐えきれなかった。  前述の通り、日本文学とは縁が遠く。教科書に載っているものを断片的に知っているというだけでした。けれども、『漱石の百合、三島の松』という本を読んだこともあり、こちらの本で取り上げられていた志賀直哉の本をオーディブルで聞いたりして、ちょっとだけ気にはなっていた。そんな私にフォロワーさんがお勧めしてくれたのが、三島由紀夫『禁色』  フォロワーさんに薦められて読み始めたのですが、文章は美文、とても流麗で時には華美、耽美で退廃的という最近では触れることのない文体。それでも割と読みやすい。  難儀だったのは物語の展開と、主題で……あらすじなんかは何処でも見かけるほどに身も蓋もない感じに…… 『女に恨みを持つ老小説家が、女を愛せぬ美青年に女たちへの報復を依頼する』 とまあ、なんじゃこのベタな二時間サスペンスドラマ的な設定は……と、身構えてしまう感じのものでありました。 いざ読み始めると、老小説家のうらみつらみはどちらかというと「自業自得じゃね。つか……ただの面食いじゃねえか」という、このじーさん……一度正式にカウンセリング受けた方がいいよ。(物語の後半で、実はヤク中だと判明する。そーゆーことなのね)美青年は美青年で、お前の精神年齢いくつやねん。と、おもわずツッコミを入れたくなる感じで……そのよじくれた思考は、カウンセリングを受けた方が良いと思う。などと感じてしまった。  まあ、出てくる登場人物がそろいもそろって、自分のことしか視界になく。自分の了見でしかモノを見ていないので、先々の展望というものがまるでないので、とにかく閉塞感がひどい。最初は悪意とはこういうものなのだろうかと考えたが、よーく考えるとこれは悪意というよりは未成熟性だなあと感じた。  私にとっての読書というのは、読んでいるものの中から主題を見いだし、論の展開に身をまかせて流れを楽しむものだったんだなとつくづく思った。故に主題が上手くつかめず、流れを捕まえることのできないものは、総じて読みにくい。  ご多分にもれず、この『禁色』もそうだったので、読書は大分ぶつ切りになってしまった。なんせ展開が提示されている『女を誘惑し堕落させる』は書かれているものの、どうみても主題にはなっていない。本格的なひどい目に合っているのはひとりだけだし、ひとりは居直ってるし、ひとりは諦めている。これを『堕落』という語で片付けることは出来るけど、でも主題とは思えない。エロ漫画を標榜しているのに、グロいホラーが盛り込まれていて、『なんかちがくね?』な状態になっている感じだ。  幸か不幸か、読み進めている間に別の本をちょいちょい読了し、そのおかげで作中にある『ルドン』という店の元ネタを知ることが出来た。オディロン・ルドンは『キュプロス』という作品で知られているのだが、この『キュプロス』は男根の隠喩として有名らしい。多分、三島由紀夫はそれを承知でこの店の名前を『ルドン』にしたのだろうなあと、そう感じた。そうした感覚で見ると、作中の要所要所で浮かび上がる古代ギリシャ・ローマに対する憧憬(主人公のひとりである美青年の容貌は、繰り返しギリシャ系の美青年として、ナルキッソスやエンデュミオンのようだ引用表現されている)と、それに繋がるヘレニズム文化と近代美術との軋轢、あと日本文化に対する破壊行動に対する批判と耽溺、なんかが読み取れる気がしている。まあ、私は門外漢なので、的外れかもしれないけど…… 最後の最後の展開は、ソクラテスとプラトンを意識しているんだろうけど、ちょっとやり過ぎな気がしている。

Posted by ブクログ

2025/10/17

美青年うらやましいなあという思いが10%ほど。残りはため息だろうか。今年の春に古書店で見つけてやっと手にした。SNSで、三島の作品の中で「禁色」が最も好きだという女性のことばを目にしていた。どんなものかと興味を持った。購入後しばらくは書棚に寝かせていたのだが、この1週間ほどで読み...

美青年うらやましいなあという思いが10%ほど。残りはため息だろうか。今年の春に古書店で見つけてやっと手にした。SNSで、三島の作品の中で「禁色」が最も好きだという女性のことばを目にしていた。どんなものかと興味を持った。購入後しばらくは書棚に寝かせていたのだが、この1週間ほどで読み切った。残念なことに、僕にとっては、早く結末は知りたいが終わってほしくない、と思えるほどの作品ではなかった。鏑木夫人に覗き見られるあたりで(解説を読んで知ったが、そこまでが第一部)終わればちょうど良い頃合いのように感じられた。後半はとにかく早く読み終えたいという思いが強かった。特に最後の2章。ほとんど流し読みになってしまった。何も頭に残っていない。というか僕には理解不可能であった。もっとも全般的に筋を追うことしかしていないのだが。古代ギリシャの男色だったり、比叡山の稚児愛だったり、そういうものに対する知識と理解があればもっと読みが違っていたのかもしれない。しかし、とにかく、とっかえひっかえ相手を変える様がどうにも受け入れがたい。ちょうどこの秋のドラマで、日曜日にはゲイ、木曜日にはレズビアンのカップルが登場している。特に木曜日の女の子二人が愛らしくて仕方ない。もうずっとこの人と一緒に居たいという思いは、異性・同性関係ない。本作品の中ではどうもそういう思いが見えてこない。男同士の嫉妬というのも何だか少し情けない感じがする。立派な役職を持った大人だからなおのこと。それはともかく、僕は康子がかわいそうでならない。初期の印象とずいぶん変わってしまったのだが、夫の帰らない家で、よくもまあ姑と仲良くやっていけたものだ。康子にとっては、どうも他の女性は嫉妬の対象になるが、男性はそうではないような印象を持った。単に、男性が相手であるということに想像が及ばなかったというだけだろうか。後半では唐突に新しい登場人物が現れたり、手紙が届いたり、付いていけなくなることが多かったが、出産のシーンだけは読み応えがあった。悠一が康子を愛していると言っているのは噓ではないのだと思えた。文庫解説によると、雑誌発表時には鏑木夫人は自殺しているということ。第二部発表段階でそこを大きく変えてしまうことが可能なわけだ。そして、後半にも大変重要な役割が与えられている。なんとも図太い女性である。まあ、頼む方も頼む方だが。それと、老作家はそんなに財産を残していたのか。そんなふうには読み取れなかったのだが。自分で稼いだのではないのかもしれない。あるところにはあるのだ。まだそういう時代だったということか。それと、二重のコキュという表現があったと思うが、なんかうまくイメージできていない。図解してほしい。もう一つ、イポリイトはどういう使い方をされているのか。調べてもしっくりいかない。「饗宴」もあわせてどなたかに解説してほしい。

Posted by ブクログ

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