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〈敵〉と呼ばれても

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2020/10/30 |
JAN | 9784861828263 |
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〈敵〉と呼ばれても
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1988年、「市民の自由法」への大統領署名。戦中を米国で過ごした日本人や日系人への公式な謝罪と賠償が決まる。戦後43年で日本は揺るぎない信頼を得ていた。…1941年12月、真珠湾攻撃。アメリカ白人の怒りと底知れぬ恐怖。矛先は日本という血に向かう。自分達とは違う有色の肌。彼らは何を...
1988年、「市民の自由法」への大統領署名。戦中を米国で過ごした日本人や日系人への公式な謝罪と賠償が決まる。戦後43年で日本は揺るぎない信頼を得ていた。…1941年12月、真珠湾攻撃。アメリカ白人の怒りと底知れぬ恐怖。矛先は日本という血に向かう。自分達とは違う有色の肌。彼らは何をするかわからない。そこに繋がるものはどんなものでも消し去りたい。自らが脅かされそうなとき、良識は後回しになる。住居の立ち退き、収容所への収監。誤った判断が行われた。…現代でもなくならない差別と偏見。我々は何を恐れているのだろう。
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お名前は存じていたものの、その偉大さを知らなかった。大変な人生を歩まれてきたのに、それを力に変え、戦い、後世に向けて表現できる姿に感銘を受けた。
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日本人の視点からみた第二次世界大戦中のアメリカ。 当時子供だった作者の実体験を綴った作品。 あっという間に生活のすべてが奪われてしまう様子は、マーガレットアトウッドの小説「侍女の物語」を彷彿させる。 どこかの政府が同じ過ちを繰り返さないように。祖先が日本人だというだけの理由で預金...
日本人の視点からみた第二次世界大戦中のアメリカ。 当時子供だった作者の実体験を綴った作品。 あっという間に生活のすべてが奪われてしまう様子は、マーガレットアトウッドの小説「侍女の物語」を彷彿させる。 どこかの政府が同じ過ちを繰り返さないように。祖先が日本人だというだけの理由で預金凍結、強制収容がまかり通るような時代があったことは広く知られるべきだろう。
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