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民主主義とは何か 講談社現代新書2590
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民主主義とは何か 講談社現代新書2590

宇野重規(著者)

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民主主義とは何か 講談社現代新書2590

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/10/21
JAN 9784065212950

民主主義とは何か

¥550

商品レビュー

4.2

85件のお客様レビュー

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2025/10/08

難しかった。 「民主主義とは何か」というよりも「民主主義の歴史」とした方が適切なタイトルな気がする。様々な社会科学の古典から民主主義を考察しているが、どうも古典から借りてきた言葉の羅列といった印象を受けるのは私だけであろうか。

Posted by ブクログ

2025/09/30

言わずと知れたCOTEN RADIO 「民主主義」編のタネ本のひとつ。 本屋さんでは社会学、橋爪大三郎先生の本と迷って結局こっちにした。 それ以前にも概念としては近いものがあったものの、民主主義の源流を古代ギリシアに遡り2500年間の歴史を振り返る。民主主義についての考え方と...

言わずと知れたCOTEN RADIO 「民主主義」編のタネ本のひとつ。 本屋さんでは社会学、橋爪大三郎先生の本と迷って結局こっちにした。 それ以前にも概念としては近いものがあったものの、民主主義の源流を古代ギリシアに遡り2500年間の歴史を振り返る。民主主義についての考え方というか、つきあい方というか、何度も聴いたCOTEN RADIOのおさらいにはなるものの、やはり書籍で辿っていくのとでは感じ方が変わる。 2年前にはじめてCOTEN RADIOで民主主義編を聴いた時、民主主義の印象が世界的に変化していることに驚いた。 あの頃はようやくコロナが落ち着いてきたような時代背景で、イギリスのブレグジットの話や1期目のトランプ大統領当選のケースから語られるポピュリズムの懸念について、 「なるほどなー」 「こういうのが衆愚的って言うのかー」 と、わかった気になった覚えがある。 そのあとも何度か聴いて、今回満を持してこの本にたどり着いたわけだが、 読み終えてすぐの感想としては、 「民主主義とか考えるのムリじゃない?」 ということだった。 ポピュリズムについても、ここ最近で自分の考え方が少し変わってきたことに気づく。 それは、プラトンが批判したソクラテスの処刑について、その背景をもう少し詳しく知る機会を得たというのもあるからで、(@ゆる哲学ラジオ)そうなってくると、どの角度やどの立場から切り取るかで変わる付随する事柄や概念そのものをひとまとめで良し悪しのジャッジなんかできないな、と思った。 ルソーの一般意志みたいな話だわ。 実はもう随分長いこと、自分にとっての善悪と言うものが揺らいでしまっている感覚がある。 誰かの正義は誰かの悪で、と言葉にすると途端に陳腐になるんだけど、 正直なところ貫きたい正義や善が以前ほど明確に見えなくなってしまっているのだ。 人文知に触れる経験の中で歴史を知る機会が増えて、認知の枠が拡がりすぎたのにカバーできる想像力が足りてない。 要は自分の人間的欠陥のせいなんだが、モヤモヤするだけで自分の中にスッキリした回答を得られないのは悔しい。 とか言いながら、反面では面白くもあったりする。 おさらいの歴史的な部分も、未知だった歴史的偉人の考え方も、とても興味深く味わいながら、わたしにとっては内省したくなる気持ちを突いてくるような本だった。 ちょっとズレるけど、民主主義を考えたら自分の想像力の拙さに気づいたよっていう…、そういう感想。

Posted by ブクログ

2025/09/01

議会制、選挙、自由は、本質的に民主主義と結合した概念ではなくて、歴史の趨勢がそれらを結合させ民主主義を現在の姿に変えていった。本書は、民主主義を政治史の俎上で相対化し民主主義そのものの姿を明らかにする。 著者は民主主義をめぐる歴史において古代ギリシアを特別視していることを認めて...

議会制、選挙、自由は、本質的に民主主義と結合した概念ではなくて、歴史の趨勢がそれらを結合させ民主主義を現在の姿に変えていった。本書は、民主主義を政治史の俎上で相対化し民主主義そのものの姿を明らかにする。 著者は民主主義をめぐる歴史において古代ギリシアを特別視していることを認めている。先史の原始的な人間集団のなかで民主主義的プロセスが自治的な合意形成に利用されたことはありえたとしながらも、古代ギリシアのポリスでは市民が民主主義的制度とその実践に自覚的に取り組み、徹底化していた点で一線を画すという。 民主主義がときに誤るとしても自己修正が可能であるというのは、プラトンの哲人政治が持続性を持たないとするポパーと整合していると思った。 このような本を読んで思うのは、歴史上ある制度が偉大な成果を残したからこれからもうまく機能するとか、今の世界は歴史上のある状況に似ているから次はこうなるはずだとか、ヒストリカルな目線だけではダメだということ。 本書のように歴史上の事象に対して帰納的態度で臨まないと、社会の事物の本質は見えてこないのだと思う。

Posted by ブクログ