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文学は実学である
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文学は実学である

荒川洋治(著者)

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文学は実学である

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2020/10/05
JAN 9784622089452

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商品レビュー

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2024/06/19

よかった。 タイトルは小難しそうな雰囲気ですがエッセイ本です。 そのエッセイのリズムが小気味よく、内容も楽しい。 そこで、そうか、作者が詩人だからかと納得。 書籍の紹介と批評も多くあり。 それがすこし難しいこと言ってましたが読書欲を刺激する内容でして、読みたい本が増えました...

よかった。 タイトルは小難しそうな雰囲気ですがエッセイ本です。 そのエッセイのリズムが小気味よく、内容も楽しい。 そこで、そうか、作者が詩人だからかと納得。 書籍の紹介と批評も多くあり。 それがすこし難しいこと言ってましたが読書欲を刺激する内容でして、読みたい本が増えました。 これ一冊あれば次に手に取る本に当分は困らない。 ただ少し。詩人に手厳しい、現代詩に厳しいように思いました(^^; 図書館で借りた本だったのだけれど、読み返したい内容が多かったので購入しました。

Posted by ブクログ

2023/12/10

みすず書房 荒川洋治 「 文学は実学である 」 タイトルから受ける印象と異なり、軽い感じで読めるエッセイ選集 あとがき「エッセイは虚構ではない。事実を大切にする〜でもわずかな余地がある。そこに楽しさと夢がひろがる」は なるほどと思う。エッセイの面白さは エピソードそのも...

みすず書房 荒川洋治 「 文学は実学である 」 タイトルから受ける印象と異なり、軽い感じで読めるエッセイ選集 あとがき「エッセイは虚構ではない。事実を大切にする〜でもわずかな余地がある。そこに楽しさと夢がひろがる」は なるほどと思う。エッセイの面白さは エピソードそのものより「わずかな余地」の言葉選びなのかもしれない 表題「文学は実学である」は名文 *この世をふかく、ゆたかに生きたい。そんな望みをもつ人になりかわって〜才覚に恵まれた人が鮮やかな文や鋭いことばを駆使して、ほんとうの現実を開示してみせる。それが文学のはたらきである *こうした作品を知ることと、知らないことでは人生がまるきりちがったものになる〜読む人の現実を、生活を一変させるのだ 「五十歳を過ぎた。することはした。あとはできることをしたい」 「自分というものをもって生きることよりも、それをもたないで、生きることのほうに しあわせがある」 あたりは共感する 「陽気な文章」 どういう立場に立てばいいのか。何を書き、何をはぶいたら一般性のある話になるのか〜いろんな角度から自分の文章を見直す。単調にならないようにする 「会わないこと」 会わない状態のなかで、耐えているということは、相手もこちらも〜生きていることのしるしなのだ

Posted by ブクログ

2023/03/01

1992年から2020年までに発表されたエッセイより86篇が掲載されている。(背表紙より) 新聞に紹介されていたので読んでみた。 読了するのに約4か月くらいかかった。 荒川洋治さんの他の作品は読んだことがない。 このエッセイを読むと、荒川さんが短文、散文にとてもこだわっていること...

1992年から2020年までに発表されたエッセイより86篇が掲載されている。(背表紙より) 新聞に紹介されていたので読んでみた。 読了するのに約4か月くらいかかった。 荒川洋治さんの他の作品は読んだことがない。 このエッセイを読むと、荒川さんが短文、散文にとてもこだわっていることがよくわかる。詩人だから当たり前か。 秀逸な短文がたくさん紹介されている。 日本語を駆使して、短くてもよく伝わるような言葉で書かなければならない。 ダイソー文学シリーズの紹介で掲載されていた、登場人物の紹介文とコラムはとても面白かった。

Posted by ブクログ

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