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始まりの木
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始まりの木

夏川草介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/09/25
JAN 9784093865913

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商品レビュー

4

186件のお客様レビュー

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2026/09/16

夏川草介は医療物語と思っていたが、違っていた。 有名大学の民俗学を専門とする准教授、古屋神寺郎と大学院生の藤崎千佳が地方を共に歩き、人々と出会い、成長していく。民俗学を何故学ぶのかを問いながら、日本人にとっての神とは何かを考えさせられる人と自然を描いた物語。末尾の参考文献の多さに...

夏川草介は医療物語と思っていたが、違っていた。 有名大学の民俗学を専門とする准教授、古屋神寺郎と大学院生の藤崎千佳が地方を共に歩き、人々と出会い、成長していく。民俗学を何故学ぶのかを問いながら、日本人にとっての神とは何かを考えさせられる人と自然を描いた物語。末尾の参考文献の多さに驚くことは間違いない。夏川草介とは一体何者だろうとつい思ってしまう。

Posted by ブクログ

2026/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

失われゆくものへの感傷を、不思議なエピソードを交えながら繊細に描いている。風景や樹木などの描写が鮮やかで、表題作が特に良かった。全体的に民俗学、というよりはファンタジー寄りの印象。 ただ、院まで進学しているのに質問に答えることもできず、結局お世話係以上の役割になれなかった藤崎と、毒舌通り越してそれは無礼では?な発言の古屋の掛け合いはいくら藤崎が許しているとしても読んでいてしんどかった。「噂になっている」に関しても冷やかしではなく「壮年の男と教え子が二人で旅行」の忠告なので、もうちょっと藤崎の今後のために考えてあげた方がいい。 高名な先生の鶴の一声で存続決定は、どんどん受講者が減ったり居眠りが横行している不人気学科にはかえって逆効果なのでは…?と心配。失われゆくものへの感傷を持っているなら、それを学ぶ機会の損失にはもっと真摯に向き合ってほしかった。 「亡びるね」や「もう見ることが叶わないかもしれない」など、全体的に失われてゆく過去にフォーカスされていたけど、形を変えて現代に受け継がれていく想いや、新しく生まれた風習は同じぐらいきっとある。過去と未来をつなぐ橋渡しとしての学問としての役割が民俗学にはあると思うので、教え子たちの未来に期待したい。

Posted by ブクログ

2026/08/22

テレビで夏川草介さんを見かけて、ドラマ『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』がおもしろかったので、読んでみた。この作家さんの文章は初めて読んだけど、ちょっと堅くて読み進みにくいかな。設定としてはおもしろいけど、漢字が多くて説明が多い。あまり縁のない民俗学や、行ったことのない土地の話だ...

テレビで夏川草介さんを見かけて、ドラマ『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』がおもしろかったので、読んでみた。この作家さんの文章は初めて読んだけど、ちょっと堅くて読み進みにくいかな。設定としてはおもしろいけど、漢字が多くて説明が多い。あまり縁のない民俗学や、行ったことのない土地の話だったけど、四国はお遍路で回ったから想像しやすかった。生と死に関する考えは共感できる。このご住職様のように死ねたら幸せだな。

Posted by ブクログ

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