商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2020/09/25 |
| JAN | 9784093865913 |
- 書籍
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始まりの木
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始まりの木
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4.1
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民俗学の准教授古屋と教え子千佳が各地を訪ね歩き、日本人が失ってきたものを問う物語。 偏屈な古屋の毒舌、アイロニーに傷つくことなく、いや傷ついてもバネ女子のようにやり返す。それだけ千佳は古屋を尊敬しているし、古屋は口が悪いが根は温かい。 居眠りちゃらんぽらん学生に、 「民俗学は就職...
民俗学の准教授古屋と教え子千佳が各地を訪ね歩き、日本人が失ってきたものを問う物語。 偏屈な古屋の毒舌、アイロニーに傷つくことなく、いや傷ついてもバネ女子のようにやり返す。それだけ千佳は古屋を尊敬しているし、古屋は口が悪いが根は温かい。 居眠りちゃらんぽらん学生に、 「民俗学は就職の役には立たない。だが、人生の岐路に立ったとき、その判断の材料を提供してくれる学問だ。」と諭す場面は圧巻だった。 この小説には、目に見えるもの、理屈で通ることが真実ではないという考えが底流にある。 私は旅先で巨木を見つけると、畏敬の念が生まれる。「日本人は自然の中に神を見出し、人々の生活に寄り添っていた。」というのが民俗学の立地点か。 この二人が四国を旅した時、求肥の入っている美味しそうな「土佐日記」を巡ってプチげんかをしているのが可笑しい。 「大切なのは理屈じゃない。大事なことをしっかり感じ取る心。人間なんてちっぽけな存在だってことを、素直に感じ取る心。その心の在り方を、仏教じゃ観音様って言うのだよ。」 自分の足で歩いて、日本各地に残る神々を感じたい。 青森県嶽温泉、長野県伊那谷、 高知県宿毛市、全部訪ねてみたい。特に蛇口から出汁が出てくる四国は魅力的だ。
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偏屈な民族学者にフィールドワークの名の下、連れ出される院生の物語。民俗学はその土地土地の文化、習慣、風俗を学ぶ学問だろうけど、日本の場合はやはり各地にそんな巨木信仰がありそう。 日本人における神様の在りようが少しわかった気がする。後に入ってきた仏教もこの中にいるのか。 小難しい話...
偏屈な民族学者にフィールドワークの名の下、連れ出される院生の物語。民俗学はその土地土地の文化、習慣、風俗を学ぶ学問だろうけど、日本の場合はやはり各地にそんな巨木信仰がありそう。 日本人における神様の在りようが少しわかった気がする。後に入ってきた仏教もこの中にいるのか。 小難しい話でなく、ほっこりさせてくれるストーリー仕立てで楽しめます!
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久々に読み終わりたくない一冊に出会えた感じ!家族が民俗学を学んでいたのでそれもあってか民俗学とはなんぞや!?という問いに興味津々。素晴らしい解答に心打たれた次第です。遠野物語是非読んでみたくなりました。なるほど信じるのではなく感じる!
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