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フィッシュ・アンド・チップスの歴史 英国の食と移民 創元世界史ライブラリー
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2020/09/17 |
JAN | 9784422203430 |
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フィッシュ・アンド・チップスの歴史
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/seijo/bookdetail/p/KP00034324/
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フィッシュ&チップスと産業革命の関わりが分かったりと歴史に深く関わっていてなかなか読みごたえがあった!!
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美味しいフィッシュ&チップスになかなか巡り会えない。かと言ってこのまま引き退るのも癪に触る。そんな中ギリシャ系の著者が歴史を紐解くと聞き、美味しい出会いにも期待してみることにした。(ここでも「食べる」より「読む」を優先…) 起源–発展–イギリスらしさ–エスニシティ–フィ...
美味しいフィッシュ&チップスになかなか巡り会えない。かと言ってこのまま引き退るのも癪に触る。そんな中ギリシャ系の著者が歴史を紐解くと聞き、美味しい出会いにも期待してみることにした。(ここでも「食べる」より「読む」を優先…) 起源–発展–イギリスらしさ–エスニシティ–フィッシュ&チップスの意味…と、これ一冊で充分じゃね?と思わしめるほどの専門書ぶり。 揚げた魚とじゃがいもがいつ・どこから登場してくるのか。文献を辿る旅もなかなかに忍耐を要したけど、調理風景とか(美味しいかは別にして)ちょこっと味見したくなることもあったり。古くからそれらしい料理はあったらしく、ディケンズの時代に本格化し始めたっぽい。早い段階で専用の調理機器が開発されたり第一次世界大戦時には各地に専門店が存在していたという(!) 外来のチェーン店に押された時期はあっても、今日まで根強い人気を誇っているのが日本の寿司をちょっぴり思い起こさせる。 ・元は労働者階級向け(2ペンスで買えた時代もあったとか) ・元祖持ち帰り料理 ・お店は基本的に家族経営 どこを取っても気位は高くないし、そりゃ嫌でも身近になる。「今や国民食」と明言されているし。 「フライド・フィッシュ」の出どころがユダヤ文化だったのは意外すぎた。(あくまで自分が受けた印象だけど)ユダヤ人をフライド・フィッシュを揚げたにおいがすると囃し立てたくせに、後々になって国民食だと何食わぬ顔でいられるのが不思議でならない…食べられればそれで良いってものなのか。そう考えると、ルーツを辿ることは決して間違いでも無駄足でもないと信じていられる。 そんな紆余曲折を踏まえられた栢木氏(訳者)による「やり取り」は、自分もこうして本当の意味で食を理解できるようになりたいと思ったものだ。美味しい出会いには(やっぱり)食べていかないと行き着かないから、この先も臆せず探求していきたい。巡り会えたその時は、本書での出会いを思い返そう。 ※漢字に横文字のルビを振る書き方は邪魔くさかったかな汗(「市民農園/アロットメント」etc.)
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