商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
「ゴシック文学」について書かれたエッセイなど数篇を集めてまとめたもの。ただ物語を読みたいだけでなく、深く知りたいという人にはお勧め。ゴシック要素のある小説の名前をたくさん知ることができるので、このジャンルが好きなら次の本を選ぶきっかけになるかも。
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同時期に刊行された『ゴシック文学神髄』を隣に用意して読みたい、ゴシックの魅力を語るエッセイ・論考集。 中でも、小泉八雲の恐怖怪奇派の名作を余すことなく体系的に語られていて(後書きでわかったが、講義用の原稿だからさもあらん)、今読んでもその内容の的確さに脱帽。素晴らしい。 もう一...
同時期に刊行された『ゴシック文学神髄』を隣に用意して読みたい、ゴシックの魅力を語るエッセイ・論考集。 中でも、小泉八雲の恐怖怪奇派の名作を余すことなく体系的に語られていて(後書きでわかったが、講義用の原稿だからさもあらん)、今読んでもその内容の的確さに脱帽。素晴らしい。 もう一つ、前田愛の「監獄のユートピア」が、それまで収録されていた論考の傾向から一変して明治文学や都市計画、監獄の話になって、最初「何事か?! いったいこの論文はどこに着地するの…?」と戸惑いましたが、内容はとても面白く、最終的に日本のゴシック文学への流れに繋がっていったのでなるほどな、と。 以上の2つがとても印象深かったです。
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ゴシック文学の魅力について語られたエッセイ・評論集。入門というにはやや硬い部分もありそうと思いましたが。それでも少しずつ読めば、センサーに引っかかる本が次々と現れてきます。とりあげられているのは有名作品が多くてタイトルはだいたい知っているものの、読んだと言えるのはポーの作品と「オ...
ゴシック文学の魅力について語られたエッセイ・評論集。入門というにはやや硬い部分もありそうと思いましたが。それでも少しずつ読めば、センサーに引っかかる本が次々と現れてきます。とりあげられているのは有名作品が多くてタイトルはだいたい知っているものの、読んだと言えるのはポーの作品と「オトラント城綺譚」ぐらいかなあ。そしてこれで「気になる!」となったら、次は「ゴシック文学神髄」を読めば良いのですね。うわー、なんと完璧な布陣なんだ!
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