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深夜特急 新版(6) 南ヨーロッパ・ロンドン 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/08/28 |
| JAN | 9784101235332 |
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深夜特急 新版(6)
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商品レビュー
4.3
75件のお客様レビュー
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こんな風に旅してみたいなぁと思う反面、女性である私には危険すぎて絶対できないと、悔しさと羨ましさを感じながら読んだ。携帯もなく、自分の体と頭を頼りにユーラシア大陸をひたすら西へ……今の旅は、50年前と比べると格段にイージーになったかとしれないけれど、旅を感じる経験はその分減ってし...
こんな風に旅してみたいなぁと思う反面、女性である私には危険すぎて絶対できないと、悔しさと羨ましさを感じながら読んだ。携帯もなく、自分の体と頭を頼りにユーラシア大陸をひたすら西へ……今の旅は、50年前と比べると格段にイージーになったかとしれないけれど、旅を感じる経験はその分減ってしまったかもしれない。せっかく旅に出るなら、その土地の音や人々の声、匂いを感じる機会を大切にしたいと思った。また旅に出たいなぁ
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ローマで知人のツテで訪ねた未亡人から、旦那の形見であるコートを貰うシーンが印象的でした。 未亡人にとってコートは旦那への想いが詰まった大切なものであろうに、たかだか数日もてなしをしただけの旅の若者に託してしまう。 それは筆者が自分の胸の内を正直に話したことで、心の距離が近づいた...
ローマで知人のツテで訪ねた未亡人から、旦那の形見であるコートを貰うシーンが印象的でした。 未亡人にとってコートは旦那への想いが詰まった大切なものであろうに、たかだか数日もてなしをしただけの旅の若者に託してしまう。 それは筆者が自分の胸の内を正直に話したことで、心の距離が近づいたからかなと思いました。 筆者はアンカラで未亡人の旦那の愛人を訪ねていた。アンカラでのことをわざわざ正妻に話すこともないと躊躇していたが、お世話になっている相手に隠し事をすることに耐えかねて結局は話してしまう。ただ、未亡人は心の整理がついているようで、反応があっさりしていた。 むしろ女癖の悪いエピソードが旦那を深く思い出すきっかけになり、嬉しさも感じていたのではないでしょうか。そして胸の内を明かした筆者はただの共通の知人がいる客人から、大切な身内へと変わり、厳しい冬へと向かうこれからの旅路を案じて、大切なものを託したのではないかと思いました。 この未亡人とのやりとりをローマの休日に重ねて表現していて、とても美しいと感じました。筆者にとってもこのローマ滞在は一生美しい記憶として残るのでしょう。 深夜特急では全編共通して、旅を通して出会う人との触れ合いに厚みをもたせていることが魅力的です。自分も現地人との触れ合いが記憶に残る旅をしたいと感じさせてくれました。 追記: あとがき代わりの井上陽水氏との対談「森の少女とカジノの男」も本編に負けず面白いです。2人はタイプの違う旅人で、されど共通点もあって、端から見れば酔狂な夢を大真面目に追求している、だからこそ日々の中にドラマを見出せるのだというメッセージ性がありました。
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