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渋沢栄一と勝海舟 幕末・明治がわかる!慶喜をめぐる二人の暗闘 朝日新書777
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/08/11 |
JAN | 9784022950840 |
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渋沢栄一と勝海舟
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渋沢栄一と勝海舟
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
少し齧った渋沢栄一のプロフィールから幕末前後と勝海舟の存在に触れる機宜になればと読んだため 途中の歴史事項の列挙は教科書的な興味しか湧かなかったが、実業家の俊英として見聞きした渋沢栄一にとっての慶喜公の存在というものが その恭謙のいきさつが果たして一義的に書評できるものかはさてお...
少し齧った渋沢栄一のプロフィールから幕末前後と勝海舟の存在に触れる機宜になればと読んだため 途中の歴史事項の列挙は教科書的な興味しか湧かなかったが、実業家の俊英として見聞きした渋沢栄一にとっての慶喜公の存在というものが その恭謙のいきさつが果たして一義的に書評できるものかはさておき、非常に大きなものだったことが分かった。
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見る立場によって、こうも見方が変わるかと思った対比人物伝。 片や恩人(渋沢)、片や主君だけど散々手を焼かされた(勝)。 相手が二心殿と呼ばれた慶喜だから、猶の事複雑さが増している。 本書を読んで、より一層幕末明治のゴタゴタに触れた気がする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幕末から明治にかけての徳川慶喜、勝海舟、渋沢栄一、3人の動きやそれぞれの考えがまとめられた一冊。その時々のそれぞれに対する心情までもよく書かれている。 ただ、サブタイトルに(栄一と回収の)「二人の暗闘」とあり、また海舟の死をもって「栄一と海舟との水面下での戦いも終わった」と書かれており、あたかも二人の間で論戦があったかのような記述があるが、実際は、明治も進んだ頃に、まだ慶喜が静岡に引っ込んだままなのは、海舟のせいだと思い込んで、海舟に一方的に不満を持っていただけのようである。私はサブタイトルから、福沢諭吉と海舟の間にあったようなやりとりが、この二人の間にもあったのかと期待して読み進めたが、どうもそのようなことはなかったようである。 ちょっと肩透かし。 また、栄一が最初に海舟に会ったときに小僧扱いされて、ムッときたのが、そもそもの始まりのような記述があるが、私が読んだ限りでは、栄一は「伯(勝)とは好んで会ったものである。(海舟の気力が)全然段違ひで、、、、小僧のやうに眼下に見られ、、仏蘭西引揚には、、、などと褒められなんかしたものである」と懐古しており、ずっと後に海舟の慶喜への対応に不満を持ったきっかけだったとは思えない。 この時栄一28歳、海舟45歳。むしろ小僧扱いされても褒められて嬉しかったのではないか、だから「好んで会った」と思われる。 二人の間に暗闘はなかったというのが私の結論である。
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