- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-04
ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前 講談社文芸文庫
定価 ¥1,980
1,375円 定価より605円(30%)おトク
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/08/11 |
| JAN | 9784065195130 |
- 書籍
- 文庫
ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前
¥1,375
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多和田葉子はドイツ在住で欧州内はもちろんインドやアメリカ日本などを行き来する旅ガラスな作家である。 本書は様々な文体を駆使して書かれた不思議な話が詰まった短編集。 日本文学によくある不思議モチーフのあざとさがないところが気に入った。不思議なことのうち一本の糸になるものを描いたと作者は言う。 作者が体験したこと感じたことをモチーフに構成された話が多いのだが生の体験談のリアルさはなく、ふわふわとした話から普遍的な真理がじわりと滲んでくる感触。 マイノリティのこと、女性であること、国境を越えること、クィアな性のことなどいろいろと感じるところはあるのだが、殊更に取り立てて述べることは難しい。 そういうわけで、世には多和田葉子論が数多くあるようなので詳しく検討するにはそれらを読むのがよいのだろう。 面白かった。しかし良くわからない。
Posted by 
