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世界哲学史(8) 現代 グローバル時代の知 ちくま新書1467
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2020/08/07 |
| JAN | 9784480072986 |
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世界哲学史(8)
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世界哲学史(8)
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商品レビュー
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11件のお客様レビュー
最終巻第8巻は20世紀。普遍と文明を体現すると自ら称してきた西洋であったが、第一次世界大戦の破局に現れたように、西洋近代文明の「危機」が唱えられ、それにいかに対処するかが世界的な課題になった。そして哲学の分野では、西洋近代哲学の礎石であったはずの理性が戦争や分断をもたらしたので...
最終巻第8巻は20世紀。普遍と文明を体現すると自ら称してきた西洋であったが、第一次世界大戦の破局に現れたように、西洋近代文明の「危機」が唱えられ、それにいかに対処するかが世界的な課題になった。そして哲学の分野では、西洋近代哲学の礎石であったはずの理性が戦争や分断をもたらしたのではないかとの苦い問いかけがなされ、「理性がその他者として周辺化してきたもの、たとえば感情や無意識、身体や性そして宗教の見直し」が求められ、また「人間中心的な理解が抑圧してきた生のあり方、たとえば動物や植物のあり方、環境や共生について、思考を促す」ことになった(「はじめに」より)。 こうした観点から、本巻では、分析哲学、ポスト構造主義、フェミニズムに加え、現代イスラーム哲学、現代中国哲学、そして日本哲学などが取り上げられる。加えて、まとまった論考として読むのは初めてだが、アフリカ哲学の状況についての概説も収録されている。 本シリーズが「世界哲学」とは何かの唯一の正解を与えようとするものではないことは十分承知した上で、全体を通読してなおそのイメージを具体的に掴むまでにはならなかったかな、というのが正直なところ。もう少し時間をかけながらゆっくり考えてみたい。
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世界の各地における哲学の発祥、西洋哲学の受容と批判、思想から哲学への変遷などを扱った(と、わたしは読んできた)世界哲学史もついに本編最終巻にまできた。本巻は20世紀から21世紀の現代哲学。英米哲学(分析哲学)とヨーロッパ大陸哲学を基軸に、中国におけるそれらの受容、日本を舞台に思想...
世界の各地における哲学の発祥、西洋哲学の受容と批判、思想から哲学への変遷などを扱った(と、わたしは読んできた)世界哲学史もついに本編最終巻にまできた。本巻は20世紀から21世紀の現代哲学。英米哲学(分析哲学)とヨーロッパ大陸哲学を基軸に、中国におけるそれらの受容、日本を舞台に思想/哲学論争、そして、最近話題の(と、わたしは思う)アフリカ哲学など。ポストモダンの文芸批評とかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
21世紀に入り、われわれは地球環境や気象変動に加えてヒトゲノムという人類の生存に関する持続可能な根本条件、共通条件を手に入れた。 だが、これは世界と人間の存続の条件であっても、その内実ではない。21世紀の哲学は世界と人間の内実を明らかにするものでなければならない。 その方向性として、筆者は無数の多元的な要素が互いに反発・対立しつつも同時に繋がりあい、連続しようとする多元的な世界観を根本的な図式とする。そのうえで、この図式に「無限の具体的な色彩を塗り込み、新しい思想的曼荼羅の大世界」を生み出すことが必要だと述べる。
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