ときめく雲図鑑 Book for discovery

菊池真以(著者)

• 販売会社／発売会社: 山と渓谷社
• 発売年月日: 2020/08/05
• JAN: 9784635202466

商品レビュー

2025/01/13

普段読まない分野の本も読んでみようと図書館で分類が違う種類を10冊借りてみた中の一冊。
分類400番台
以前、目がバグった！？天変地異の前触れか！？というなんとも不思議な感覚になった雲を見たことがあり、あの雲は一体どんな雲やったんやろうと気になり選ぶ。
波状雲(はじょううん)という名前の雲だったもよう。
「きれい」とされる分類に入っていたけれど、当時見たあの波状雲は「不気味」に感じたな。
環天頂アークや環水平アークのようなうわぁ～！と目を奪われる「光×雲」の種類や、小説の中で初めて知り現実でも目にしたことがある「天使の梯子」は懐かしさ感じながらしみじみとその場面を思い出す。
K-H波雲(ケルビン・ヘルホルツはうん)という、うにゅんうにゅんした雲と、山の帽子みたいになっている笠雲、冷凍庫の霜取りしたみたいなベール雲を実際に見てみたいなぁ。

2023/06/29

雲には魚や羊が住んでいる。国によって雲の捉え方は違うし、四季によっても雲は違う。何なら晴天の雲をみるだけでひどい雨が降るとわかることもある。一つとして同じ雲を見ることはないけど共通点はある。そんな楽しさを教えてくれる。明日は空を見よう

2022/11/15

“気象の世界では空全体の９割以上に雲が出ていたら「曇り」、８割以下が「晴れ」、１割以下が「快晴」という定義がある”、わた雲は扁平雲、並雲、雄大雲と成長するにつれて、だんだんと上に大きくなり、雄大雲まで成長するとざっと雨を降らすことがあります”、“上空が乾燥していると氷の雲粒が蒸発してすぐに消えます。ところが上空が湿っていると飛行機雲は長く残り、空ににじむように広がっていきます。そのことから「飛行機雲がすぐに消えると晴れ続き」「飛行機雲が長く太くなると天気は下り坂」と言われます。”、秋雨前線（読み方：あきさめぜんせん。ぶり返す夏の空気と秋の空気の間に形成されるもの）が印象に残った。