パチンコ(下)

ミン・ジン・リー(著者), 池田真紀子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2020/07/30
• JAN: 9784163912264

商品レビュー

2024/12/02

建築士会の登山部にいた方に超おススメされて借りた本だったんだけども、、、、

わたしにはようわからんくて。

苦難に耐えながら強く生き抜こうとする4世代にわたる物語。

なんだよね。要約すると。きっと。

ただ。。。
わかるのはわかるんだけども。。。

丁度、ノンフィクションの医者にさせたいお母さんと何回も医学部落ちて、とうとうお母さん殺してしまった娘の本を読んだり。

モノすごい性質の彼女と付き合って、独身を貫くことに決めた男性の本を読んだあとだと、、、、

いや、大変なのはわかる。わかるんだけど。

そちらのノンフィクション、、、本当に救い用がなくてさ。
4世代にもわたって、本人たちのせいではない、国籍のことでここまで苦労したのもすごくわかるし、フィクションらしいから、それらしく大変だったことはわかるんだけど。
今、現実で、もっと凄まじい実態がある日本という国。
と、思うと。
読んでて、なんとも言えないよね。
現実はそんなもんじゃねぇのよ。。。。
のよ。日本人って、凄まじいのがいるからよ。
在日コリアンでなくても、どえらい目に遭ってる人がいる現実は、、、、
どうしたって。こうしたって。
及ばない、、、、、、

と、思うと。

規模が国家だから、とってもとってもスケール壮大なんだけど。
隣の人。あなたの隣の人。
幸せにしてあげて欲しい。
国家とかそういうのでなくてもいいから、
手の届く範囲の人間が幸せになれるように、一人ひとりが考えて動けば、世界が丸ごと幸せになれるんだよなぁ。

と、思った次第です。

#あんまりパッとしなかった
#在日コリアン
#関係なくどえらいことになってる人いるよ
#ノンフィクションのが衝撃
#4世代
#大変だったけど、割と悪くない人生よね？
#この主人公たち
#どうなんだ？
#わたしにはよくわからなかった
#面白ポイントわからず
#わたしのトップ2024は
#水滸伝
#これだ
#北方謙三

2024/08/15

上巻を読み終えた時、逞しく生きる女性の物語なのかな、と思っていたけれど、それをはるかに超える内容でした。途中で悲しすぎてこれ以上読めない、と、本を閉じて部屋の中をうろうろしてまた読んで、を繰り返しました。
色々な形の家族があって、考え方があって、恋愛の形があって、国籍があって、『しょうがない』で済まさなければいけないこともたくさんあって…花ちゃんの言葉は特に心に刺さりました。

まさに21世紀の名著でした。著者の取材力と努力の結晶。書きたいことはいっぱいあるけれど、感想が上手く書けなくて…ただただ、読んでください、としか言えません。
翻訳もきっと良いんだと思います。原作でどう書かれているのか知りたくなりました。原作もいつか読みたいと思います。

2024/08/10

日本が韓国・朝鮮を占領していた頃のこと、在日コリアンの日本での暮らしについて、この本を読んでこれまで全然知らなかったことに気づいた。日本で生まれ育っているのに外国人と扱われることへの複雑な心情が印象に残った。