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百年泥 新潮文庫
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百年泥 新潮文庫

石井遊佳(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/07/29
JAN 9784101021713

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商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2026/02/12

著者の南インドでの日本語教師としての実体験をベースに空想を織り交ぜた小説ですが、全体を通してのテーマがよく分からず、物語に入り込めませんでした。残念。

Posted by ブクログ

2026/01/16

◼️石井遊佳「百年泥」 芥川賞。成り行きは分かりやすい、が、この現実、飛翔通勤とか長年泥に埋まってた人が、とかどこかおかしいぞ?笑 1つ前に読んだ芥川賞作家の作品が衒学的でいかにも最近の純文学、ってテイストで、意味分かんないとこはひたすら文を追うことだけに終始したのに対し、こ...

◼️石井遊佳「百年泥」 芥川賞。成り行きは分かりやすい、が、この現実、飛翔通勤とか長年泥に埋まってた人が、とかどこかおかしいぞ?笑 1つ前に読んだ芥川賞作家の作品が衒学的でいかにも最近の純文学、ってテイストで、意味分かんないとこはひたすら文を追うことだけに終始したのに対し、こちらは分かりやすい文体と事情。メインの設定への展開は早い。 悪い男にひっかかり多重債務者となったわたし。返済のため、元夫のあっせんでインド南東部のチェンナイへ渡り、日本企業と取引の多い一流のIT企業でエリート新入社員相手に日本語を教えている。もちろん資格などない。ある日雨季の大雨であたりは大洪水となり、数日後、わたしが会社へ向かうために渡る大きな橋の両側には大量の泥が。住民はそこから人を掘り出して「七年間もどこほっつき歩いてたんだよ」「なんだよ、こんなところで寝てたのか」などと言って生きてる相手と再会を喜んでいるー。そして、わたしと、生徒のリーダー格、デーヴァラージの過去がー。 お読みの通り、どこかおかしなところがあって、特権階級にのみ翼をつけて飛翔通行することが認められており、とはいえ法律違反の暴翔族もいて衝突事故が起きたりする。 途中からファンタジーを現実の目線で見る形に移行する?コミカルで軽いテンポに真逆の、シビアな環境、過去の事情が入る。そのギャップもバランスが良い。そしてなにより、不思議で、いいかげんで、能天気なインドの大衆、人口も多く優秀な若者をたくさん抱える彼の国の神秘さ、深さをも感じさせる。 著者は東大でインド哲学仏教学を専攻し博士課程まで行っている。またネパールやインドで日本語教師もしていたとのこと。自分のベースを活用して描いた物語のようだ。大阪・枚方市出身。 「日本でマクドナルドは<マクド>といいます、はいみなさん大きい声で<マクド>」 もちろん「ク」にアクセントがあるんだろう。言うまでもないが<マクド>は関西特有の短縮系で関東や私の出身の福岡では<マック>と言うはずだ。思わず苦笑、おいおい、まっいっか知らんけど。 まあ最初ちょっと丁寧でない流れかな、回収もないしという気がしたが、展開の速さは好ましいし、全体の雰囲気とテンポを作るもとにはなってるかなと。あとでじっくりと振り返るし。楽しめる純文学でした。

Posted by ブクログ

2025/08/09

2017年芥川賞(下半期①) インドでの百年に一度の洪水を元にした話 とにかく忙しく、忙しなく場面が変わる インドでも聞き慣れない南インド、チェンナイ 知らない文化の中にチョイチョイ放り込まれる嘘 飛翔、招き猫とガネーシャの交換 真面目の嘘(法螺)…信じちゃう… 話は橋を渡る間...

2017年芥川賞(下半期①) インドでの百年に一度の洪水を元にした話 とにかく忙しく、忙しなく場面が変わる インドでも聞き慣れない南インド、チェンナイ 知らない文化の中にチョイチョイ放り込まれる嘘 飛翔、招き猫とガネーシャの交換 真面目の嘘(法螺)…信じちゃう… 話は橋を渡る間に百年泥から引っ張り出されるモノを元に話が展開されていく

Posted by ブクログ