1,800円以上の注文で送料無料

生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学

稲垣栄洋(著者)

追加する に追加する

生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学

定価 ¥1,540

605 定価より935円(60%)おトク

獲得ポイント5P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/9(月)~12/14(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2020/07/22
JAN 9784479393511

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/9(月)~12/14(土)

生き物が大人になるまで

¥605

商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/23

非常に面白かったです。 どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。 動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。 自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合...

非常に面白かったです。 どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。 動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。 自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合がいいように数値化することが大好き。偏差値や平均値など。 瓜の蔓に茄子はならぬ、ということわざがあります。生物にはそれぞれの成長の仕方がある。この本を読んで、自分は自分のままでいいんだと勇気を もらいました。読んで良かったです。 稲垣ワールドにもっと触れていきたいと思います。

Posted by ブクログ

2024/10/02

大好きな稲垣先生の本。 いつも植物の話が多いけれど 今回は昆虫や動物の話がたくさん出てくる。 そして、それらの生物の成長の話を 人間の成長に絡めてお話してくれる。 「親にとっては一生の記念に残るような体験であっても 子供は全く覚えていなくて、親としてはがっかりさせられることもあ...

大好きな稲垣先生の本。 いつも植物の話が多いけれど 今回は昆虫や動物の話がたくさん出てくる。 そして、それらの生物の成長の話を 人間の成長に絡めてお話してくれる。 「親にとっては一生の記念に残るような体験であっても 子供は全く覚えていなくて、親としてはがっかりさせられることもあります。  しかし、それでよいのです。 (中略) 植物に与えた水や肥料が、葉を茂らせて花を咲かせるように、私たちが食べたものが骨や筋肉になるように、一つ一つの体験は形を失ってしまっても、その蓄積が子供たちの「知能」を作り上げていくのです。」 励みになります。 わが子には勉強がらみの習い事は全くさせていない。 本人の希望がない限りはさせようとは思っていない。 子供同士で遊ぶこと、自然の中で季節を感じること 自分たちで遊びを生み出すことを大事にしてほしい から習い事で自由な時間が無くなることがないように とおもっている。 本書のなかでも、子供の時を、思いっきり 遊んですごすことが、大人になるために必要だ と書いてあった。 私や家族、友達と過ごす経験から 知能が発達し、彼らの今後の生活を乗り切るために 有効になってほしいと本を読みながら思った。

Posted by ブクログ

2024/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パラパラと捲って「面白そう」と感じたので借りてきた。 実際、おもしろかった。 人間以外の生き物たちの成長過程をいろいろ紹介することで、人間の成長が自然界では普通ではないこと、それが当たり前ではないこと、自分の視野が人間だけに留まっていていかに狭かったのかを教えてくれた。 ただ、その先の答えを知りたいと思ったことがひとつ。 子どもはめいいっぱい子ども時代を過ごし、大人は子どもを産む。それが役目。みたいなことを言っていたけれど、「なぜそうするのか?」を知りたい。 子どもは成長して大人になる、大人は子どもを産んで命を繋いでいく。…で? とその先の何か深い理由があるのではないかと期待してしまう。 特に無いのかもしれないし、現代では分かっていないだけなのかもしれない。 私は考えても分からないが、私自身、子ども時代にめいいっぱい子どもを出来なかった大人の1人なので、そういう人が子どもを産むのは生物としてはアリでも人間としてはどうなんだろう、と感じる。 ハサミムシの子育てに一番衝撃を受けた。 読み間違いかと思って検索してみたら、画像も出てきたので文字だけ拾うようにして確認した。 それと、子育て自体が出来る生物が少ないことも驚いた。

Posted by ブクログ