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生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学
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生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学

稲垣栄洋(著者)

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生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2020/07/22
JAN 9784479393511

生き物が大人になるまで

¥1,540

商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2025/02/07

ハサミムシ…尾の先についた大きなハサミ ハサミムシの母親は子育て中は石の下で子供を覆い被さるようにして1ヶ月~2ヶ月間以上、卵を守る。その間、飲み食いはしない。そして卵から子供が孵化したら生まれたばかりの子供達に自らの命を投げ出す。そして子供は散り散りに旅立つ。 哺乳類の子供は...

ハサミムシ…尾の先についた大きなハサミ ハサミムシの母親は子育て中は石の下で子供を覆い被さるようにして1ヶ月~2ヶ月間以上、卵を守る。その間、飲み食いはしない。そして卵から子供が孵化したら生まれたばかりの子供達に自らの命を投げ出す。そして子供は散り散りに旅立つ。 哺乳類の子供はおでこが広い…全体的に顔のパーツが下に寄ってして、顔が『可愛く見える』、それは大人にかわいいと感じてもらって守ってもらえるようにするため。 生物の成長→何かを獲得することばかりではない      →失うものもある 若い頃はグングン上に成長するがいずれ稲のように頭を垂らして人間は謙虚になる。 「成長」と「成熟」 人間が大切なのは成熟して美しくなること、子供は良い大人になり、大人は良い子供を生む。 瓜の蔓に茄子はならぬ →平凡な親から非凡な才能をもつ子は生まれない。 だからといってだれが茄子の方がいいと決めたのか? 瓜は瓜らしく成長すればいい。今は瓜はメロンの仲間として見られている。大事なのは置かれた環境でどう花を咲かせるか。そこが人間の本質。

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2025/01/03

優しい語り口で、心に刺さる。2章にでてくる、「思い出に残らない体験にも意味がある」の文章がすごく良かった。植物や動物が摂取した栄養で体を作るのと同じように、たとえ覚えていなくても、1つ1つの体験が「自分」を創っていくんだなと思った。

Posted by ブクログ

2024/11/23

非常に面白かったです。 どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。 動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。 自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合...

非常に面白かったです。 どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。 動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。 自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合がいいように数値化することが大好き。偏差値や平均値など。 瓜の蔓に茄子はならぬ、ということわざがあります。生物にはそれぞれの成長の仕方がある。この本を読んで、自分は自分のままでいいんだと勇気を もらいました。読んで良かったです。 稲垣ワールドにもっと触れていきたいと思います。

Posted by ブクログ