地図でスッと頭に入る 古事記と日本書紀

瀧音能之(監修)

• 販売会社／発売会社: 昭文社
• 発売年月日: 2020/07/21
• JAN: 9784398144560

商品レビュー

2025/10/04

地図や写真、人物相関図や図解付きで非常に分かりやすい。古事記、日本書紀についての基礎を知りたい人にはオススメ。また読みたいと思う。

2025/09/14

　「〇〇でスッと頭に入る」という昭文社のシリーズ。
　近所の百貨店に入る紀伊国屋に、いちコーナで平積みされていた。ざっと10種類以上、いや、20種類くらいはあったろうか。
　近頃、ビジュアルというか、位置関係から事案を理解しようとする傾向が強いのかもしれない。地政学が注目されている影響なのか。

　その中から選んだのが本書。果たして、神話の世界を現代の地図上で理解するのもどうかとは思うが、高天原や黄泉の國などは、どこにあったものでもないはず。
　でも、それらの物語が紡がれた地方や、遺跡旧跡が伝える「～跡」という伝承はそれなりに貴重だろう。

　古事記も、これまで第一巻の神話のパートは色んな書物で触れてきた。二巻は、雄略天皇前後の話は、池澤夏樹の『ワカタケル』等で触れて馴染みのある部分もある。
　本書では、ほとんど歴史の範疇の第三巻部分を改めて、地図と共に学びなおせるのが良かった。
　本書では第五章にあたり、そこは主に「日本書紀」の記述を元にした解説だ。

　本書の特徴は、「古事記」と「日本書紀」の両方の記述を参考にしている点か。
　時折、どちらの書物に依るかの記載はある。でも、多分、渾然一体と記憶されてしまうだろうな。そこは注意して読まないといけない。

2025/09/05

ぼんやりとしか知らなかった古事記のストーリーが分かりやすく書いてある。地図もありがたい

しかし日本の神さんたち色々ぶっ飛び過ぎてて着いて行けん