地図でスッと頭に入る古事記と日本書紀 の商品レビュー

瀧音能之(監修)

2024/08/14

昭文社さんの株主優待で貰いました。
記紀の概要をまるっと分かった気分になるには、すごく良い本だと思います。イラストや図も多いですし、小学生の高学年ぐらいからは読めそう。

2024/01/16

『『古事記』は伝記を中心とした天皇の歴史が日本独自の変則漢文で書かれています。いわば天皇家史です。一方、『日本書紀』は、天皇家と日本の歴史を当時の国際語である漢文で記した日本の正史です。
こうした違いから、『古事記』は国内向けに天皇家の支配を正当化するために作られたものであり、『日本書紀』は国外向けに国家としての日本を示すために作られたものだと言えるのです。』
P10：記紀の違いを知る

爽やかに記述されているが、権力は血を血で洗う戦いを制する必要があることがよく分かる内容でした。

2023/06/11

すごいわかりやすいです!
神々や古代の人々の名前が難解なのはやむ無し。
イラストも交えて時系列とか関係性、地理的な動きがとてもスムーズに頭に入ります。
他のシリーズも期待できそうです。

2022/09/08

古事記と日本書紀について内容をわかりやすくまとめた本です。
地図を使いわかりやすく書かれているので、古事記や日本書紀にとっつきにくかった方でもよく分かると思います。
そういう人には非常に良い本です。

2021/06/24

1度は、古事記と日本書紀を読まないと・・・と思いつつ年を重ねてしまい、読み損ねていた。

少しは、理解しているつもりだが、イラストと地図が掲載されていて、面白く、拝読している。
神様の名前が、読みにくく、ゆっくりと読んでいる次第である。

我母は、「じんむ・すいぜい・あんねい・いいとく・・・・けいたい・あんぜん・せんか・きんめい・びんたつ・ようめい・すしゅん・すいこ・・・」と、暗記していたのを思い出した。

この本で、「因幡の白うさぎ」の話は、幼き頃　昔話でも、読み聞きしていたけど、「稲羽の素兎」の字で、いなばのしろうさぎと、読むのも知らなかった。

ヤマトタケルの東国遠征も・・・
倭建命、日本武尊、・・・
大学生に、「日本武尊」を読ましたら、「にほんぶそん」と、答えた・・・・と、大学教授が、何かの本で書かれていたけど、・・・今の日本人は、読めるだろうか？なんて、能煩野（のぼの）の三重県亀山市で、息を引き取ったところまでも、余り知られていない。

日本誕生まで、長い月日が、あった事に、気付かされながら本を読んだ。

歴代天皇125代になるのか？

大化の改新、壬申の乱迄、読むのに、時間が、掛かってしまった。

2021/03/11

まず、大枠で時代の流れを読み、あとはパーツごとに文書と地図等で把握可能にするなど、最短で記紀神話を理解するには手っ取り早い書籍（おおよそ通読に６０分〜９０分ぐらい）。

2021/01/15

日本の神話くらいは教養として人に話せるくらいの理解はしておきたい。でも、登場する神様の名前だけで難しい。場所もよくわからない。。。イメージがつかめないと、読んでも忘れてしまいます。

古事記の簡単な解説本は、いくつか探してみましたが、本書が一番イメージがしやすかった。同じ目的をお持ちの方には、おすすめです。

2020/08/18

イラストや系図で流れも中身も分かりやすかった。地図は資料的な位置付けで、現在の姿なども掲載。コラムや背景、俗説なども豊富。しかし昔から神も人間もドロドロ笑