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チーム・オベリベリ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/07/02 |
JAN | 9784065201145 |
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チーム・オベリベリ
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商品レビュー
3.9
32件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
どれほどの覚悟と忍耐が必要なんだろう。 森も闇もどれほど深かったのだろう。 明治時代に北海道·帯広の開拓に乗り出した人々の史実に基く話を、開拓の中心人物の1人である渡辺勝の妻·カネの目線から小説にしたもの。 冬の凍てつく寒さなど厳しい環境で、アイヌの人々の知恵も借りながら文字通り一から暮らしを作っていくなかで、元々は女学校で学びキリスト教を信仰していたカネが、時折、聖書を開くシーンが印象的でした。 心の拠り所をもっていたこと、学びの大切さを知っていたことがカネを支えたひとつなんだろうなと感じました。 夕食の準備をしようと野菜を手にしたら北海道産と大きく書いてありました。次から次へと襲いかかる困難に立ち向かっていった先人たちのお陰で、今の生活があるんだと改めて思いながら、有り難く使いました。
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明治時代140年前の北海道・帯広の開拓の物語。史実に基づいて書かれた長い一冊。 当時の何もない状態からの開拓はかなり過酷。ロビンソン・クルーソーか北の国からか…という感じでした。 主人公のカネは横浜の女学校を卒業していて、学もあり文明を知っていて、よくぞ北海道に行ったなぁと思いま...
明治時代140年前の北海道・帯広の開拓の物語。史実に基づいて書かれた長い一冊。 当時の何もない状態からの開拓はかなり過酷。ロビンソン・クルーソーか北の国からか…という感じでした。 主人公のカネは横浜の女学校を卒業していて、学もあり文明を知っていて、よくぞ北海道に行ったなぁと思いました。そのまま横浜にいたらもっと楽だったのに。 カネさん、時には自然の厳しさに打ちのめされても諦めず頑張り続けて、本当に頭が下がります。キリスト教徒で神への信仰が彼女を支えたのだと思います。人間関係もけっこう大変で、色々と大変なことは終始続いて、かなりしんどい。 最後まで道半ばなので、苦労が報われた感がなかった。少しずつ進んで、今の帯広があることを私たちは知っていてからいいものの…。カネさん、そしてあの頃の開拓一団の人々に本当にご苦労様でしたと言いたくなる一冊でした。
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北海道、帯広の開拓の歴史。 名前だけしか知らない出来事を、この物語を通して一部でも教えてもらった事に嬉しさを覚えた。 どの人も必死であり、弱いところがあり、欠けているところがありながらも、みな生きることに真摯に向き合っているのだと感じた。 また、妻の目線で話が展開されるのも...
北海道、帯広の開拓の歴史。 名前だけしか知らない出来事を、この物語を通して一部でも教えてもらった事に嬉しさを覚えた。 どの人も必死であり、弱いところがあり、欠けているところがありながらも、みな生きることに真摯に向き合っているのだと感じた。 また、妻の目線で話が展開されるのも、〝武勇伝″にならず良いと思った。 ラストの空に希望が見えた。
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