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発火点 創元推理文庫
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発火点 創元推理文庫

C.J.ボックス(著者), 野口百合子(訳者)

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発火点 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2020/06/30
JAN 9784488127138

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商品レビュー

4.4

23件のお客様レビュー

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2024/02/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

不穏な雰囲気で始まる。殺害された2人の環境管理官。容疑者をそれと知らず取り逃がしたピケットは山狩りに強制参加させられるが。 ジョー・ピケットシリーズの1冊。キンドルアンリミテッドになっていたのでうっかり読んでしまったけど、これほどはまるとは。シリーズは長くなると冗長になるイメージがあったけど、謎解き要素といいアクション要素といい、最後に一矢報いる感じといい、家族のサイドストーリーといい、完全に好みすぎる。 アメリカ中西部の大自然とか野生動物とかの描写が多いのもよき。これは、続きが気になってしまう!!

Posted by ブクログ

2024/01/20

猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ、13作目。(電子書籍を別にすると12作目) 「鷹の王」に続く作品。 今作から版元が創元推理文庫に代わって、引き続き発行されてます。 ジョー・ピケットは広大なワイオミング州で、国立公園を管理する仕事を愛し、大自然に日夜触れている男。 一見ごく...

猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ、13作目。(電子書籍を別にすると12作目) 「鷹の王」に続く作品。 今作から版元が創元推理文庫に代わって、引き続き発行されてます。 ジョー・ピケットは広大なワイオミング州で、国立公園を管理する仕事を愛し、大自然に日夜触れている男。 一見ごく普通の善良な人物だが、小さな兆候も目に留め、どんな難題にも愚直なまでに対処し、逃げることなく突き進む。 その結果、豪放な知事には信頼されているが、与えられた車両は何度も大破、堅苦しい上司とは反りが合わない。 環境保護局から、裁定指令を持ってやってきた役人二人がいた。ジョーの知人のブッチの所へ。彼らはなぜか、武器を所持していた。 ところが、死体で発見され、ブッチは最有力容疑者に。 ブッチは工務店を営む寡黙な男で、ジョーの娘ルーシーの親友ハナの父親だった。 たまたまブッチに出会っていたジョーは、事態に不審を覚えます。 環境保護局のバティスタという癖のある人物が強硬策を取ろうと躍起となる。命令を受けた捜査官アンダーウッドは、慣れない乗馬用の馬に乗った部下らを従え、険しい山中に分け入るのだ。 ジョーはブッチの命を守ろうと同行することに。 一方、妻のメアリーベスは、かっては有名だったホテルを改築し再開発するという企画に乗りますが、そちらにも難題が起こります。 8月半ば、前作から1年近く経ち、1作目からは13年ほどになるそう。(シェリダン7歳だったもんね。) ブッチに賞金が懸けられたと聞いた元保安官マクラナハンは案内人と銃の達人を連れて、ブッチの居所を探しに向かう。 ジョーの宿敵ともいうべき強欲なマクラナハンと、いい加減男の案内人、おまけに銃を撃ちたくて仕方がない男まで加わった大混乱。 そもそも環境保護局がブッチに押し付けてきた難題が非情過ぎて、先を読みたくなくなるほどなのだが。 いえ、どんどん意外な展開していきますからねえ~(笑) 事件は実際に起きた出来事を反映しているそう。 経過はもちろん一捻り二捻りしてあり、森林火災まで起きて、大自然の中での決死の脱出行となる大迫力。 家族が晒される苦悩には、胸苦しくなりますが。 善意の折れない強さ、互いを守ろうとする熱い思いが切ない。 レベルの高い作品が続くことにも感嘆します。

Posted by ブクログ

2023/09/01

こいつの面白さはアレですな。 「事件は現場で起きている!」ってアレ 東京お台場でもワイオミングの山の中でも…… しかし、主人公ジョー・ピケットはいい男ですね〜、まぁ現実には滅多にいないですけど。 始まりから終わりまで、森の中。 特に後半の迫る山火事と丸太での渓谷下りは、圧巻!...

こいつの面白さはアレですな。 「事件は現場で起きている!」ってアレ 東京お台場でもワイオミングの山の中でも…… しかし、主人公ジョー・ピケットはいい男ですね〜、まぁ現実には滅多にいないですけど。 始まりから終わりまで、森の中。 特に後半の迫る山火事と丸太での渓谷下りは、圧巻! 迫力がありました。

Posted by ブクログ

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