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言葉の守り人 新しいマヤの文学
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言葉の守り人 新しいマヤの文学

ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ【著】, 吉田栄人【訳】

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言葉の守り人 新しいマヤの文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2020/06/20
JAN 9784336065667

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言葉の守り人

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商品レビュー

3.3

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2022/07/27

マヤ語から翻訳されたファンタジー。 トウモロコシの種の力によって「言葉の守り人」に選ばれた「ぼく」は、おじいさんからマヤのお話や言い伝えを教わって覚え、やがて書きとめるという任務を背負うことになる。 いわゆる民話とも違って、大きなストーリーがあるわけではない。魔法で何かを成し遂...

マヤ語から翻訳されたファンタジー。 トウモロコシの種の力によって「言葉の守り人」に選ばれた「ぼく」は、おじいさんからマヤのお話や言い伝えを教わって覚え、やがて書きとめるという任務を背負うことになる。 いわゆる民話とも違って、大きなストーリーがあるわけではない。魔法で何かを成し遂げたり、闇の力と戦ったりという物語ではない。むしろおじいさんが哲学を語り、僕か次々と疑問をぶつけて、おじいさんがたちどころに答えていくという、問答集のような構成。 「おじいさん、花ってなんなの?」「花は植物の目じゃ……植物はその花で人間の心を見たり、惹きつけたり……するんじゃ」 「おじいさん、トンボは何なの?」「トンボは空中を飛び回る色鉛筆じゃな」……などなど。 孫が教えを拒んで葛藤したりおじいさんが死んだりといういわゆる「ストーリー」が描かれることはなく、あくまでもおじいさんと孫のやり取りを通じてマヤの精神世界が語られていく……と言っても訳者によれば、マヤ古来の正真正銘の伝統というよりは、あくまでも現代を生きる作者が、自らの中に醸成した世界なのだ。

Posted by ブクログ

2021/02/28

伝承としてとても興味深いとは思う。 ラテンアメリカ文学の根本を知ることができるのかもしれない。 そもそもマヤ語が今も存在して、話されていて、それを日本語に訳せるということを知らなかったので驚いた。 歴史的には重要な本だと思う。 ただ、伝統的な物語でありすぎて、いわゆる「小説」(例...

伝承としてとても興味深いとは思う。 ラテンアメリカ文学の根本を知ることができるのかもしれない。 そもそもマヤ語が今も存在して、話されていて、それを日本語に訳せるということを知らなかったので驚いた。 歴史的には重要な本だと思う。 ただ、伝統的な物語でありすぎて、いわゆる「小説」(例えば、百年の孤独みたいな)を望んでいる人にはあまり薦められない。 旅好きな身としては、正直なところ、日本語でただ読むだけなら微妙かな〜〜

Posted by ブクログ

2020/10/28

鳥や虫や風など自然と自分が渾然とまじりあうような文化の継承を感じる.伝承の大切さ,自分の力を信じて守ることなど,とても大切な教えをおじいさんは伝えていく.夢か現実か境界があってないようなマヤの世界をわかりやすく言葉にしているようです.言葉の守り人とは素敵なタイトルをつけたものです...

鳥や虫や風など自然と自分が渾然とまじりあうような文化の継承を感じる.伝承の大切さ,自分の力を信じて守ることなど,とても大切な教えをおじいさんは伝えていく.夢か現実か境界があってないようなマヤの世界をわかりやすく言葉にしているようです.言葉の守り人とは素敵なタイトルをつけたものです.

Posted by ブクログ

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