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日本の美しい言葉辞典
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梅内美華子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナツメ社
発売年月日 2020/05/19
JAN 9784816368509

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2023/12/16

美しい日本の言葉を、それに負けない綺麗な写真と共に紹介してくれる本です。 第1章〜第7章まで項目わけされています。 せっかくなので、各章お気に入りを1つづつ…… ※以下引用有り ①和草(にこぐさ)  「にこ」は、おだやかなどの意で、葉や茎のやわらかいくさのこと。「にこぐさの」...

美しい日本の言葉を、それに負けない綺麗な写真と共に紹介してくれる本です。 第1章〜第7章まで項目わけされています。 せっかくなので、各章お気に入りを1つづつ…… ※以下引用有り ①和草(にこぐさ)  「にこ」は、おだやかなどの意で、葉や茎のやわらかいくさのこと。「にこぐさの」という枕詞は、「花妻(花のように美しい妻、新妻)」などを引き出す。 なにより響きがかわいい。なぜだか赤ちゃんのほわんとした笑顔が浮かんで来ます♡ ②空蝉(うつせみ)  セミの抜け殻のこと。また、むなしさの例え。「空蝉の」は、「空し」や「命」などにかかる枕詞。 源氏物語の空蝉が好きなので、迷わず。セミの抜け殻は確かに哀愁漂うなあと思います。 ③春暁(しゅんぎょう)  「暁」は夜が明けようとするときの意で、春の夜明けのこと。 孟浩然の詩にありますね。いつでも私は眠るのが好きですけど、春の明け方の眠りはいっとう心地いいです。それを思い出すので、選びました。 ④凩(こがらし)  木を枯らすものの意で、初冬の強い北風。 漢字の形が好きです。全て葉を落としてしまった木の寒々しい姿がありありと浮かびます。 ⑤万緑(ばんりょく)  あたり一面、見渡す限り緑一色であること。 中村草田男の「万緑の中や吾子の歯生え初むる」、中学生のときに習ったものを思い出しました。若々しくて力強い感じがお気に入りです^^ ⑥灯篭流し(とうろうながし)  「盆」で迎えた霊を川や海に送る「送り火」のひとつ。 私はしたことはないですが、ゆらゆら流される灯篭に故人を偲びつつ冥福をお祈りする気持ちは何となくわかる気がします……。 ⑦弁柄色(べんがらいろ)  天然の酸化鉄の顔料「弁柄」の、暗い黄みの赤。  色がはっきりしながらもどこかやわらかくって、懐かしい。弁柄色、好きです。  さらりとこういう言葉が選べる人になりたいなあ、としみじみ楽しみました。

Posted by ブクログ

2023/06/25

たとえば、「ウコン」ってあるじゃないですか。 なんか響きがアレだし、 飲み会の前後に摂取するみたいな、 ちょっと汚いイメージ。 でも、漢字で書くと「鬱金」なんだそうで。 鬱は閉じ込める、という意味なので ウコンは、「金を閉じ込める」色なんです。 あ、なんかかっこいい。 そんな発見...

たとえば、「ウコン」ってあるじゃないですか。 なんか響きがアレだし、 飲み会の前後に摂取するみたいな、 ちょっと汚いイメージ。 でも、漢字で書くと「鬱金」なんだそうで。 鬱は閉じ込める、という意味なので ウコンは、「金を閉じ込める」色なんです。 あ、なんかかっこいい。 そんな発見ができる本です。

Posted by ブクログ

2022/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〇古来からの言葉を写真といっしょに。由来や、その言葉を使った短歌や俳句や和歌も楽しめる。 写真で由来意味合いを目で確認出来る 〇ゆったりと日本語を楽しむ感じ ◎はじめに 日本の自然や暮らしから生まれた言葉を写真と共に紹介する 言葉を知ると見える景色が変わります 1:花と草木 四季折々、さまざまな花が咲き、草木がその彩りを変える それを愛でる心が生んだ言葉 【自分の1番】 ・紫雲英…げんげ  レンゲソウの別名。一面の花を紫の雲の広がりにたとえた。  〇げんげは知っていたが、漢字は知らなかった。きれいな漢字だ ※毎月の名 2:鳥と獣 身近な鳥、季節ごとに訪れる鳥 獣や虫などの生きものたち 彼らとのかかわりから生まれた言葉 【自分の1番】 ・花貝…サクラガイの別名  〇白い砂浜に散るサクラガイの貝殻を思い浮かべちゃうわ ※二十四節気 3:時と季節 朝から夜まで静かに流れる時 春から冬までゆったりとめぐる季節 その変化を感じて生まれた言葉 【自分の1番】 ・ちろりちろり…一瞬わずかに目に触れるほどのこと。ちらり  〇時間が指の間からこぼれ落ちていくようだ ※月のよび名 4:空と夜空 朝から夕べまでの明るい空 夜空に輝き出す月や星 私たちを包む空をあらわす言葉 【自分の1番】 ・ののさま…「祈む」から転じた幼児語で、月や日、神など祈りの対象のこと  〇のんのんばあは、ここからかな?響きがかわいらしい ※からだの部分のよび名 5:大地と水辺 緑をまとう大地、青々と広がる水辺 それらが時と季節ごとに見せる さまざまな表情をすくいとった言葉 【自分の1番】 ・山笑う、山滴る、山装う、山眠る…季節ごとの山をあらわす  〇セットで覚えたい。胸が晴れ晴れとする ※心や心情をあらわす言葉 6:暮らし 季節ごとの海や山の恵みに感謝し、祖先を敬い、健康や平和、子孫繁栄を願う 日々の暮らしから生まれた言葉 【自分の1番】 ・漁り火…夜、肴を誘うために船の上で焚く火のこと 〇夕刻の漁り火を写した写真が美しい ※ふるさとの祭 7:色 植物や鉱物から色を得ていたころ生まれた自然にまつわる色の名や季節に合わせて生まれた配色の言葉 【自分の1番】 ・べろ藍…ベルリンの藍色の意味。暗い紫みの青 〇北斎ブルー!めちゃくちゃ好き

Posted by ブクログ

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