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人間に向いてない 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/05/15 |
| JAN | 9784065197844 |
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人間に向いてない
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商品レビュー
3.7
141件のお客様レビュー
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美晴の愛はすごいと思った。 変異しても愛しづつけることができない人、殺してしまう人がいる中で美晴はものすごく頑張ったと思う。だから優一も結難病として認定された。『異形性変異症候群』、別名ミュータント・シンドロームから回復できたんじゃないかな。でもたぶんわたし的に夫は回復できないと思う。 ・これに罹ったが最後、患者は死に至るのだ。それは物理的な死ではなく、人間としての死である。 ・優一を切り捨てる、という選択肢は美晴の中に存在していなかった。どう考えても、たとえ人の形を成していないとしても、息子はやはり息子だったのだ。 ・「……おかあ、さん」 ・美晴はか細く「ごめんね」と呟いた。 「……どうして怒らないの」 優一が言うと、美晴が首を横に振ってみせる。「恨まれても仕方ないもの。言ったでしょ、何でも受け止めるって」「僕の気が済むなら、殺されてもいいって言うわけ?」「いいわけないじゃない」 即答する声音はどこか恨みがましい。「死んだら化けて出てやる。毎晩枕元に立ってやるの」「それ、すごいヤだな……」「でしょ? ああ、殺されなくて良かった」 ・覗きこんでくる母親の顔。名を呼ぶ声。紺色に染まった空。星の輝き。 それらを目にしてようやく、優一は漠然と「まだ死にたくない」と感じた。
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こんな不気味な表紙やらあらすじやら書いててハッピーエンドなんかーい!! 面白かった点 ◾︎心理描写がリアル ↪︎この年代夫婦にありそうな溝、旦那の嫌な感じ みずたまの会の人達のやり取り等 ◾︎みずたまの会の如何にも有りそうな団体感 ↪︎派閥、寄付、代表がお金持ち出して失踪等 気になった事 ◾︎ご都合主義が過ぎる ↪︎病が治ったうえで、旦那が病に罹っている その前にも、昔飼ってた犬に導かれて優一が見つかったり… 総合 ◾︎ハッピーエンド好きな人にマッチしそうな結末
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もしも息子が虫になったとしたら、愛情を注ぎ続けられるのだろうか。 この小説では虫に限らず、犬や植物、魚などにも変身する。 しかし単なる変身ではなく、どれもグロテスクな外見になってしまう。 その姿を受け入れられず殺してしまう親もいれば、主人公のようにこれまでの関係性を見つめ直し、親...
もしも息子が虫になったとしたら、愛情を注ぎ続けられるのだろうか。 この小説では虫に限らず、犬や植物、魚などにも変身する。 しかし単なる変身ではなく、どれもグロテスクな外見になってしまう。 その姿を受け入れられず殺してしまう親もいれば、主人公のようにこれまでの関係性を見つめ直し、親子関係を立て直そうとする人もいる。 コミュニケーションが取れずに外見も受け入れられないとなれば、拒絶してしまう家族の気持ちも正直わかってしまう。 子どもは親の所有物のように扱われ、それが優一にとっては苦痛だった。 過干渉はよくないが、子どもの幸せを思うからこそ、親はつい口を出してしまうもの。 親と子の在り方を見つめ直すことができる内容だった。
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