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災害の倫理 災害時の自助・共助・公助を考える
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2020/05/01 |
JAN | 9784326154654 |
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災害の倫理
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2件のお客様レビュー
個人的関心から重要な本。災害(対応)について考えることを通して、倫理学の入門書にもなっている。精読するようにしよう。 最後まで割と真面目に読んだ。災害の定義や準備と対応の区別、平時と有事の倫理の違い、災害弱者の問題など、この問題を考えるうえでいろいろ示唆的な記述はあるが、残念なが...
個人的関心から重要な本。災害(対応)について考えることを通して、倫理学の入門書にもなっている。精読するようにしよう。 最後まで割と真面目に読んだ。災害の定義や準備と対応の区別、平時と有事の倫理の違い、災害弱者の問題など、この問題を考えるうえでいろいろ示唆的な記述はあるが、残念ながら体系性は弱く、直観的な議論や事例の説明に終始しているように思われた。少し気になったのは、「自助・共助・公助」という区別は著者ザックは用いておらず、基本的に個人の義務と政府の義務という二項対立で考えている点。副題や監訳者解説を見ると、監訳者は「自助・共助・公助」という枠組みを用いてザックの議論を分析していることがわかるが、あたかもザックがそのような議論をしているかのような書き方をするのは誤解を招くおそれがあるだろう。
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実践的な災害倫理:備えと計画の重要性、功利主義と備えの関係、安全と安全保障の違い、災害が老人、障害者、貧困者に最悪の影響を及ぼす仕方 功利主義:最大の人数を救え 安全保障:犯罪、テロ、軍事攻撃
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