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哲学とは何か NHK BOOKS1262
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2020/04/25 |
JAN | 9784140912621 |
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哲学とは何か
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商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
わかりやすいが、かなり荒っぽい議論を進めている。 たとえば、存在の普遍性を間主観性だというのは私も同意。 ただ、内容は「新しい哲学の教科書」のほうが整理されていて分かりやすいと思う。
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哲学を「普遍認識」の方法であるという著者の考えが示されるとともに、そうした課題を喪失している現代哲学の諸潮流を批判している本です。 著者は現代における哲学の混迷が、「認識の謎」についての正しい理解が欠けている点に求めています。そして、ニーチェとフッサールの二人によってこの謎が解...
哲学を「普遍認識」の方法であるという著者の考えが示されるとともに、そうした課題を喪失している現代哲学の諸潮流を批判している本です。 著者は現代における哲学の混迷が、「認識の謎」についての正しい理解が欠けている点に求めています。そして、ニーチェとフッサールの二人によってこの謎が解明されたと主張するとともに、彼らの仕事の意義についての理解を欠いているために、あいかわらず相対主義と独断論の両極に引き裂かれているポストモダン思想や言語分析哲学、新しい形而上学などの批判をおこなっています。 著者のフッサール解釈は、アカデミズムにおけるフッサール研究になじんでいる読者には不満を感じるところがあるでしょうが、『現象学入門』(1989年、NHKブックス)などの著作を通じて「竹田現象学」に触れている読者にはおなじみのものだと思われます。現代哲学の相対主義に対する批判も、これまでの著作でおこなわれてきた主張と同様のものですが、とりわけ「普遍認識」の重要性を強調しているところに本書の特色があると見ることができるかもしれません。 他方、本書の最後でとりあげられる社会哲学・倫理学・実践論にかんしては、主著となるべき『欲望論』の第三巻で本格的に論じられることになるであろう内容の展望が示されています。
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ニーチェとフッサールを足場にこれまで哲学が成し遂げて きたこと、これから哲学が何をしなければならないかを まとめ上げた野心的著述。その言説の是非はともかく、 竹田青嗣の著作は実にわかりやすく、私の中に素直にストン と落ちてくる。氏の本を読むと、「哲学」とはいかにわかり にくく言い...
ニーチェとフッサールを足場にこれまで哲学が成し遂げて きたこと、これから哲学が何をしなければならないかを まとめ上げた野心的著述。その言説の是非はともかく、 竹田青嗣の著作は実にわかりやすく、私の中に素直にストン と落ちてくる。氏の本を読むと、「哲学」とはいかにわかり にくく言い換えられるかという競争ではないかと思って しまうほどだ。まぁ、単に著者と私の波長が合っていると いうことなのかも知れないが。マルクス・ガブリエルを 読んだ時に感じた「何かが違う」感じも上手くまとめられて おり、これからもその著作を追い掛けていこうと思わせて くれる良い1冊であった。
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