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ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2020/04/20 |
| JAN | 9784272211234 |
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ファシズムの教室
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ファシズムの教室
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商品レビュー
4.2
38件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっとビクっとするタイトルの本。サブタイトルは「なぜ集団は暴走するのか」。 新書でありがちな「なぜ●●は〇〇なのか」系の、軽くて緩くてざっくりした、著者の個人的主張がつらつら書かれてるような本かと思ったのだが、読んでみたら全然違った。 甲南大学で教鞭を執る著者が、大学の科目の一つとして「ファシズムの体験学習」をし、その記録と論考をまとめた本で、テーマとしても内容としてもけっこう重い。というか、この授業を授業として認め、単位を出すまでやった甲南大学の経営陣の判断力が凄い。一歩間違うと危険なことだが、学問として追及することにちゃんとした意義がある、ということを理解して、科目認定することに踏み切ったのだろう。英断である。 著者は、授業の中でファシズムを体験するワークショップを企画。綿密に構成されたこのワークショップは、人がどうしてファシズムという狂気に陥り、それが容易に権力側に利用され、参加者がどうしてその異常な精神状態をむしろ楽しむようにすらなるのか、ということを、体験を通じて学べるようになっている。今はさすがにこの科目は実施していないようだが、教育機関の中でファシズムを模擬体験させ、その危うさを学ばせるということには大きな意味があると思う。 著者は最後に、現代によみがえるファシズムとしてのポピュリズムに触れ、その危険性を指摘している。すぐに思い浮かぶのはアメリカのトランプであり、オランダのウィルダースであり、フランスのルペンであり、日本だとだいぶ格が落ちるが小池百合子や参政党の神谷あたりである。 シンプルでわかりやすい言葉を使い、大衆の不満を燃料にして対立を煽り、特権層や外部を排除することで人気を得る。道徳やモラルよりも、困難や苦痛を感じている人々に共感して「アイツが悪い」という敵を作り、社会を寸断していく。愚かしい思考だが、それがかぐわしい香りを放つ甘い果実に見えてしまうように仕向けるのがポピュリズムであり、それが政治的権力に結び付いてしまうとファシズム的な形に変化しうる。 社会を突き崩す危うさや怖さを知ったうえで対応をしていくためには、「ファシズムには魅力がある」のだということをまずきちんと受け止め、人がどうしてそのような流れに与していくのかについても、しっかりと学ばないといけないのだろう。
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参院選前の異様にも思える状況を理解するヒントになるのではないかと思い読んだ。結論としては、知りたいことが書かれていた。もちろん授業実践の話は興味深かったのだけれど、それ以外のコラムやRADの騒動に関する考察がよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんな面白そうでかつ有意義ななことをしている人がいるんだと思ったけど本書を読んで、その授業自体がもうやっていないことを知り、残念に思いました。 ファシズムに加担することは、快感をはらんでいるというのは確かになと思いました。 読みながら自分がもしもこの教室に参加していたら、確かに楽しいと思うだろうなと思ったし、ひとりでここから抜け出すことは不可能だろうなとも思いました。 絶対の指導者に従う=責任感の欠如というのも、なるほどなと思いました。 しかし屋外で活動してるところに、面白半分の部外者が混ざり込んで敬礼やリア充罵倒をし出す、っていうのを読んで、こいつが一番やばい奴じゃん…と思った。 授業に参加してファシズムを理解しようとしてる生徒よりよっぽど学ぶ必要のやるバカヤロウじゃん…。 後半の『ファシズムと現代』の章で、RADWIMPSの「HINOMARU」についても触れていて、それもとても面白かった。 (以下、引用) だが、それにしてもなぜ、野田はこうも「抑圧」に反発するのだろう。「自分の国が好きだ」と言ってはいけないと、誰かに制止されることなどありうるのか。 とか笑ってしまった。ほんとになって思ったから。
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