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注文の多い料理小説集 文春文庫
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注文の多い料理小説集 文春文庫

アンソロジー(著者), 柚木麻子(著者), 伊吹有喜(著者), 井上荒野(著者), 坂井希久子(著者), 中村航(著者), 深緑野分(著者), 柴田よしき(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/04/08
JAN 9784167914813

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商品レビュー

3.8

106件のお客様レビュー

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2026/03/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

 タイトルで買ってしまった。  北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。  折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪  さて、誰から、どの作品から読むか?  折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。  結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」  なんといっても『BUTTER』の著者、今、油の、いや、脂はこっちの字か? の乗った作者だ。そのヒット作の影響を色濃く残したような、カジマナを彷彿させる豪快な女性が食の蘊蓄を語り、男どもを翻弄していく。痛快な短篇。   次は、井上荒野。「好好軒の犬」  あまり好きな作家ではないが、ネームバリューはこの中ではある。  作品は、冷めた夫婦間の、なんともいえない機微が描かれていて面白味があった。が、これって、タイトルの「注文の多い……」ではない。「食」の話は出てくるが。  伊吹有喜の「夏も近づく」は、好きなテイストだ。  田舎暮らしの食と生活が丁寧に描かれている。が、これも「注文の多い~」というわけではない。  柴田よしきの「どっしりふわふわ」も悪くはなかったが、パンづくりは、どことなくしあわせと直結しがちな雰囲気が、安易といえば安易だったかな。  いずれにせよ、この短篇集タイトル勝ち。 「料理小説集」や「食のアンソロジー」とか、他のタイトルを付けてあったのでは、手に取らなかったろう。 宮沢賢治におんぶにだっこ? 賢治にエルゴ抱っこ紐、って感じの短編集だった(笑)

Posted by ブクログ

2026/02/26

よいーーーーー暖かな気持ち 苦かったり甘かったりピリ辛だったりほんのり優しかったりして奥深い味わいでした

Posted by ブクログ

2026/02/13

フォロワーさんの本棚から美味しそうな匂いにつられ手に取った作品。 タイトルからガッツリした料理と美味しいご飯のグルメ小説かと思いきや人間の毒や業のスパイスがピリッと効いた人間味溢れる話だった。 特に面白かったのは柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』、高級料理で女性をつまみ食いしようとし...

フォロワーさんの本棚から美味しそうな匂いにつられ手に取った作品。 タイトルからガッツリした料理と美味しいご飯のグルメ小説かと思いきや人間の毒や業のスパイスがピリッと効いた人間味溢れる話だった。 特に面白かったのは柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』、高級料理で女性をつまみ食いしようとした男達が、ある女性の注文によって食いっぱぐれてしまうのがなんとも滑稽でスッキリした後味が爽快! 伊吹有喜の『夏も近づく』も良かった。 拓実の優しさと美味しいご飯のセットが、葉月の心に刺さった棘の傷を癒してくれる。 まさに「心の栄養」を与えてくれる一編。 『味の分からない男』が不穏な話で後味が悪かったぶん、『どっしりふわふわ』が焼きたてのパンと美味しいコーヒーが出てきたような 最高のお口直しだった。 そして最後はまんまと「隠し味(仕掛け)」に騙されてしまった。 どの話も結構なお手前でお後がよろしゅうようで御馳走様です。和洋折中楽しませていいただきました。

Posted by ブクログ