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湖の男 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2020/03/19 |
| JAN | 9784488266066 |

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商品レビュー
3.5
18件のお客様レビュー
※物語の展開を示唆するような記述が多少ありますので、それが気になりそうな方は回れ右、ここでさようなら。事件については何も書いていないので「ネタバレあり」とはしませんでした。悪しからず⋯ 『湿地』『緑衣の女』『声』と発表順にこの「エーレンデュル捜査官シリーズ」を読破してきて、これ...
※物語の展開を示唆するような記述が多少ありますので、それが気になりそうな方は回れ右、ここでさようなら。事件については何も書いていないので「ネタバレあり」とはしませんでした。悪しからず⋯ 『湿地』『緑衣の女』『声』と発表順にこの「エーレンデュル捜査官シリーズ」を読破してきて、これが四作目。この後、邦訳刊行済みだけでも『厳寒の町』『印』『悪い男』が控えていて楽しみです。前三作では一貫して家族の絆、血の繋がりをテーマとし、犯罪小説の枠に納まらない人間ドラマを描いてきた作者ですが、さて本作は… 本作ではそうした従来のテーマから少し離れ、社会主義運動に身を投じた青年が物語の中心となっています。舞台は1950年代の東ドイツ、社会主義下の大学で学ぶアイスランド人留学生たちの小さなコミュニティ。社会変革の理想に燃える学生の群像、社会主義体制への幻滅、甘い同棲生活、監視と密告。その様子が年老いた元留学生の回想として描かれ、2000年代のアイスランドでの事件発覚、捜査と並行して進んでいきます。 こうしたやや複雑な構成に、お馴染みエーレンデュルと同僚たちの私生活がサイドストーリーとして散りばめてあり、シリーズとしての連続性、一貫性を保っているのですが、今回は少し上手くいってないかな、と思いました。 というのも、前三作ではそういったサイドストーリーが事件の本質的な部分と共鳴して、物語全体に深みを与えていたのですが、本作ではその2つで取扱うテーマが異なっているためか相乗効果が得られなかったようです。 具体的に言うと、エーレンデュルと2人の子ども、エヴァとシンドリとの確執は、シリーズものとして避けて通れないエピソードだとは理解できますし、特にシリーズ初読の読者にとっては絶対に必要な部分でしょう。ただ、通読して全体の中で見ると「それはそれとして⋯」な感じ。 同僚たち──エリンボルクとシグルデュル=オーリ──のそれぞれのエピソードも、浮いているように感じました。2人にはコメディ・リリーフの役回りもあったはずなのですが、今回は正直何の味もしなかった、と言うと辛辣過ぎるでしょうか。 結論、この物語を「エーレンデュル捜査官シリーズ」として書く必要はなかったのでは、と思います。人気シリーズだからファンや編集者、出版社が続編を待ち望んでいるのはよく分かるのですが、それがために作品に贅肉が付いてしまった感は否めません。 その一方で個人的にとても感心した手法があって、ぜひ触れておきたいと思います。それは登場人物の名前を明かすタイミングです。何人かの登場人物において、名前は読者がその人物について一番最後に知る属性になっています。つまり、名無しの状態でその人物のエピソードを続け、読者を焦らしてから名前を明かす。この手法、人名が頭に入りやすい気がしました。遅読もあって簡単に人名が分からなくなってしまう自分には、とても有難い工夫です。他の作品でもやってたかな? 物語の本筋とは離れたところで色々と書いてしまいましたが、本筋の事件が少しずつ解きほぐされていくプロットはとても良く出来ていると思います。加えて、日本の左翼運動を想起させる学生の群像には、学生運動が盛んだった昭和中期へのノスタルジーの様な感情を覚えました。自分はその世代ではありませんが、その世代の諸兄はどんな気持ちでこの物語を読まれたでしょうか。
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学生運動(的なもの)の話は洋の東西を問わず、彼らの未熟さ(しかもタチの悪い思い込みと正義感)が浮き彫りになって、読んでいてイライラしてくる。 というわけで、今回の話がいちばん面白くない。 というわけかどうかわからんが、著者もそう思ったのか捜査陣の私生活のボリュームが増加してきた。...
学生運動(的なもの)の話は洋の東西を問わず、彼らの未熟さ(しかもタチの悪い思い込みと正義感)が浮き彫りになって、読んでいてイライラしてくる。 というわけで、今回の話がいちばん面白くない。 というわけかどうかわからんが、著者もそう思ったのか捜査陣の私生活のボリュームが増加してきた。 このままそっちの方向に進むんだろうか? そろそろ飽きてきた4作目であった。
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一見救いようのない世界 それでも「生きる」ということ…… 珍しく冷戦時の社会を背景としており、他の北欧ミステリーのよう。 「フォード ファルコン」1960年代北米フォードの自由の象徴。この車とソ連製の盗聴機の組み合わせが、冷戦時代のアイスランドの混迷を匂わす。 湖の水位が下が...
一見救いようのない世界 それでも「生きる」ということ…… 珍しく冷戦時の社会を背景としており、他の北欧ミステリーのよう。 「フォード ファルコン」1960年代北米フォードの自由の象徴。この車とソ連製の盗聴機の組み合わせが、冷戦時代のアイスランドの混迷を匂わす。 湖の水位が下がったことで見つかった白骨死体のなぞ。 冷戦時の東ドイツへ留学した若き社会主義者達日常。 二つの物語が交錯しながら進む。 湖の底に隠れた過去の出来事は、決して消え去ったわけではなかった。 ダム湖が干上がって底に過去の生活の痕跡があらわになること、また、見つからないと思って投げ込んだ過去の負の出来事がヘドロのなかから顔を出す時、人間の業の深さを感じることになる。 それでも人は過去を背負って生きる。 それにしてもエーレンデュルの二人の子供との関係は、本筋より深刻。
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