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ブルーローズは眠らない 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2020/03/12 |
| JAN | 9784488406226 |
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ブルーローズは眠らない
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商品レビュー
3.9
78件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1作目を読んでからかなり期間を開けちゃったけれど、面白かった!やっぱりマリアと漣の凸凹コンビ大好きだ〜 前作で良い味の出てたジョン少佐が準レギュラーキャラ?みたいな登場をしてくれてこれも嬉しい。次も出るのかな。 お庭がないから育てられないけど定期的にブーケを買う程度にはお花が好きなので、バラの花の色についてだいぶ噛み砕いてくれた化学面での解説があってすごくわかりやすかったし興味深かった。 物みたいに扱われて散々な日々を送っていたエリックが、ようやっと掴みかけた平穏という希望を挫かれたのも悲しいし、自分のせいでめちゃくちゃになってしまった彼の絶望たるや……。 誰も責めてくれないのが逆につらいんだろうな。 でも一緒に生き残ったアイリスからすれば、彼は唯一生きている"家族"でもあり、責められないよなぁ……。 前作ではレベッカという一人の女性に狂わされた人が発端だったけど、今作はブルーローズという未知に狂わされたのが発端かあ。もしくは富/権威(手柄)に狂わされたともいえるけど、どちらにせよ自分のことしか考えられなくなった人間の欲って醜い…………。 テニエル博士を完全に男性だと思っていたので見事に騙されました。 この二人はこうするしかなかったのだろうか、アイリーンというひとり娘と再会できたところで残された時間を復讐から交流にシフトチェンジする未来はなかったのだろうかと考えてしまって切ない。 でも、ずっと今でも苛み続ける悪夢から開放されるために、憎い犯人をただでは終わらせないために、ずっと準備してきたしアイリーンが現れた時点で引き返せるところにはもうなかったのかもしれない……。 美しい花には棘がある。それを体現した呆気ない幕引きで、アイリスとエリックの復讐としてはこれで限りなく完璧に完成したのだろうな。 遺されたアイリーンが「私の知りたいことは何も書かれていなかった」と『幸せに』で締めくくられた遺言を読んで泣くのがつらい。 遺言書の内容から限りなくそうであるとわかるけれど、結局アイリスは最期までアイリーンに明言することなく幕を下ろしたんだなあ。 同じくアイリスに"遺された"側の人間であるエリックと今後何らかの交流があればいいけど、アイリーンへ血縁を明かさなかったアイリスの意思を汲んでエリックが自分もそうであることは明かさない気もする。 切ない話だった。
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両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出...
両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。
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シリーズ2作目。 今作は青いバラをテーマにした作品。 捜査パートと当事者パートが交互に進む展開は前作同様にめちゃくちゃ面白かった。 このシリーズ大好きです。
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