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井上荒野(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/03/06
JAN 9784120052811

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商品レビュー

3.4

24件のお客様レビュー

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2024/06/04

さすがの筆致です。 老人について書かせたら今一番の作家さんなのでは…? こんなにきれいに歳をとっている老人も少ないでしょうけど、、お金があるんだろうな、運がいい。 70、80になったら、もう世界に対して執着しないで、諦念を身につけて欲しいと思ってしまうんだけど、老年はより自分...

さすがの筆致です。 老人について書かせたら今一番の作家さんなのでは…? こんなにきれいに歳をとっている老人も少ないでしょうけど、、お金があるんだろうな、運がいい。 70、80になったら、もう世界に対して執着しないで、諦念を身につけて欲しいと思ってしまうんだけど、老年はより自分事に固執するんだな…、という印象。 自分、自分、自分、エゴの塊。 若い人ならアンバランスでも許せるけれど、もういい加減長く生きた人間がずっとそれだと醜いな。

Posted by ブクログ

2023/05/16

離島に移住した老夫婦と老作家。妻は殺人者でお手伝いの女性は殺された女の人の娘なのか?穏やかな島の生活の中に不穏な空気が漂う。

Posted by ブクログ

2023/05/15

骨董品店を営んでいた、碇谷芳朗、蕗子夫婦と、その店の常連だった、野呂晴夫は、ある島で、共同生活を送る事になった。 その家には、家政婦の仙崎みゆか、宙太親子が居て、5人で住む事になった。 仙崎みゆかと、野呂には、何やら、秘密めいた関係がありそう。 ● 自分の影を、気味が悪く、...

骨董品店を営んでいた、碇谷芳朗、蕗子夫婦と、その店の常連だった、野呂晴夫は、ある島で、共同生活を送る事になった。 その家には、家政婦の仙崎みゆか、宙太親子が居て、5人で住む事になった。 仙崎みゆかと、野呂には、何やら、秘密めいた関係がありそう。 ● 自分の影を、気味が悪く、生まれて死ぬまで、こんなものにつきまとわれて過ごすのか。と感じる。 ●息子が生まれた日、病院に駆けつけて、前を歩いている老婆を追い越せず、このままずっと、息子のところに、辿り着けない気がする。 ●別れた妻と息子に会いに行く途中、4〜5才の10人ばかりの子供に遭遇し、その小さな顔の一つ一つが、ちゃんと人間の笑顔になっていることが、恐ろしく感じられ、結局、妻と息子に会いに行かなかった。 等、 ちょっと、辛気臭い。

Posted by ブクログ

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