- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-12-03
白の闇 河出文庫
定価 ¥1,430
660円 定価より770円(53%)おトク
獲得ポイント6P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:7/30(木)~8/4(火)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
7/30(木)~8/4(火)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/03/05 |
| JAN | 9784309467115 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
7/30(木)~8/4(火)
- 書籍
- 文庫
白の闇
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
白の闇
¥660
在庫あり
商品レビュー
3.9
57件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ともに歩き、ともに倒れ、ともに死ぬ(P158) ある男性1人の目が急に見えなくなった。手を貸した男性の目もその後見えなくなり、あちこちで失明する人間が発生する。失明した患者と感染者を隔離施設に閉じ込めら、地獄のような日々が過ぎるだけだったが、患者たちが知らないうちに外の世界もまた刻一刻と変わっているのだった。 読み応えがありました。世界の人間すべての目が見えなくとも必ず未来はあって生きていかなければならない。 ポルトガルでは1995年(日本では2001年)発行、なのでコロナ禍を経た現在では最初の政府の動向がやや古さを感じるものの狂っていく人たちは今もさほどアップデートはできていないのではないだろうか。 あとポルトガルは野犬が多いのかな?昨今の日本だと熊のほうが心配ではある。 ずっとトイレ問題が付きまとうので(またこの話題か…)という感は否めないけど重要な問題ですよね。本書をお茶をしながら読むのはお勧めできないです(汗
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある国で、信号待ちの男が突然「白い失明」に襲われる場面から物語は始まる。視界が暗転するのではなく、乳白色の光に呑み込まれる奇病。それが感染症のように広がり、政府は患者を廃墟同然の精神病院へ隔離していく――視力を失った社会がどこまで壊れうるかを描く、サラマーゴ流のディストピアだ。 そもそも原題は「盲目についての試論(エッセイ)」。つまりこれは物語である前に思考実験で、強いメッセージがまず立っていて、そこに後からナラティブを継ぎ足したような骨格になっている。登場人物に固有名はなく(「医者の妻」「サングラスの娘」)、句読点も会話符号もほとんど省かれた長い文がうねり続ける、読み手を選ぶ作りだ。 世界を語るのは、唯一最後まで目が見える「医者の妻」。彼女ひとりの視点だけが、見えない群衆のなかの証人として機能する。圧巻なのは隔離施設のパートで、トイレにたどり着けない人々が垂れ流す排泄物にまみれ、食料を握った暴徒が女たちを陵辱していく。スカトロマニアすら絶句しかねない糞便描写の物量で、人間の尊厳が物理的に腐っていく様を突きつけてくる。 ただ緩急で言えば、この施設がピーク。脱出後は廃墟の街をさまよう、やや失速気味の展開に変わる。作者の倫理が前面に出る説教くささも、ハマる人と鼻につく人がはっきり分かれるところで、自分は後半の語りが合わなかった口だ。寓話としての強度は買うが、小説としての完成度はムラがある。賛否が割れるのも納得の、好き嫌いの分水嶺になる一冊
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人類全員が盲目になったらどうなるという話。ある日、突然視界が真っ白になる奇病が発生。ごく少数の人間たちが感染病扱いで隔離施設の精神病棟に閉じ込めれる。物語は盲目になった目医者の夫に連れ添って施設に入った医者の妻の目を通して語られる。次々と施設に送り込まれる感染者たちを見張る軍人。食料さえまともに与えず近づくだけで発砲するのは、仮にも現代社会を舞台にした設定でいくら何でも横暴すぎやしないか?事態が急速に収束したら軍や政府はどう言い訳するつもりだったんだろう。途中から武器を持った荒くれ者たちが現れて食料を独占する展開はウォーキング・デッドを彷彿とさせる。ただ、いくら荒くれ者たちが武器を持っているとはいえ、盲目同士なのだからもう少し抵抗や回避が出来そうなものだが、医者の妻も含めた女性たちは食料と交換条件に身体を差し出す。最後は医者の妻が荒くれ者のリーダーを隠し持ったハサミで刺殺し、その後は見張りがいなくなっていることに気づいて感染者たちは隔離施設から脱出。しかし、外の世界も目の見えないひとだらけ。医者の家に着いてこれからどうしようかと考えているところで、突然仲間たちの目が見えるようになる。結局、目が見えなくなった原因は不明だが、最後に医者の妻が「わたしたちは目が見えなくなったんじゃない。見えているけど見ていないのよ」という作品のテーマを直球で語って終わる。印象的なのは排泄物描写が多いこと。隔離施設の中も外も垂れ流しの糞尿まみれになっていることが繰り返し語られる。ポスト・アポカリプス的な世界観だけど段落も改行も台詞の括弧もなく続いていく文章がしんどくなって途中からはほとんど飛ばし読み。設定もテーマも非常にわかりやすいけど、別に刺さるほどの内容ではなかった。
Posted by 