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流人道中記(上)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2020/03/06 |
| JAN | 9784120052620 |

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商品レビュー
4.1
54件のお客様レビュー
片道一カ月におよぶ奥州街道の旅路——本作はその道中を描く一種のロードノベルである。もっとも、小説である以上、何事もなく目的地に辿り着くはずがない。道中記といえば、古典の系譜に連なる滑稽譚が定番だ。たとえば十返舎一九の東海道中膝栗毛。旅は騒動を呼び、騒動が人間をあぶり出す。本作もま...
片道一カ月におよぶ奥州街道の旅路——本作はその道中を描く一種のロードノベルである。もっとも、小説である以上、何事もなく目的地に辿り着くはずがない。道中記といえば、古典の系譜に連なる滑稽譚が定番だ。たとえば十返舎一九の東海道中膝栗毛。旅は騒動を呼び、騒動が人間をあぶり出す。本作もまた、その伝統を踏まえつつ、独自の風味を加えている。 まず主人公の設定が大胆だ。青山玄蕃、三千二百石取りの旗本。石高こそ大名に及ばぬが、その格式は譜代大名にも比肩する。ところが彼は姦通の疑いをかけられる。旗本にとっては前代未聞の破廉恥罪である。詮議にあたった幕府三奉行は武士の名誉を慮り、切腹を命じる。だが玄蕃は「痛いからいやだ」と拒む。この一言で、物語の調子は決まる。武士道の重圧を軽やかに外す、飄々とした反骨である。 打ち首にもできず、体面も守らねばならぬ幕府が編み出した苦肉の策は、蝦夷松前藩預かり——すなわち流罪だった。こうして玄蕃を津軽・三厩まで押送する役目を負わされるのが、十九歳の見習与力・石川乙次郎である。 押し出しが良く世慣れた玄蕃と、部屋住みの貧乏御家人からようやく養子口を得たばかりの乙次郎。人間の貫禄では天地ほどの差がある。だが立場は罪人と役人。主従でも友でもない、不安定で奇妙な関係性が生まれる。このアンバランスな凸凹コンビが、奥州街道を北へ北へと進む道中で巻き起こす騒動こそが、本作の醍醐味である。 笑いに包まれながらも、物語の底には身分制度の硬直や武士の体面という時代の軋みが潜む。玄蕃の奔放さは滑稽であると同時に、制度そのものへの風刺でもあるのだ。旅とは移動であり、移動とは秩序の外縁をなぞる行為である。本作はその構図を巧みに活かし、軽妙さの裏に時代の陰影を滲ませる。 上巻はまさに旅の始まり。行く手に待つのは笑いか、破滅か。いずれにせよ、この凸凹道中から目が離せない
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「ペルソナ」と「実像」の対比を楽しむ作品だった。 流人のくせに妙に上品な御殿様、傍目には立派なお侍だが貧乏を引きずる見習い与力、お尋ね者のくせに余計なひと言で目立ってしまう大強盗などなど、登場人物それぞれに全く違う「ペルソナ」と「実像」が備わっている。 その「ペルソナ」と「実...
「ペルソナ」と「実像」の対比を楽しむ作品だった。 流人のくせに妙に上品な御殿様、傍目には立派なお侍だが貧乏を引きずる見習い与力、お尋ね者のくせに余計なひと言で目立ってしまう大強盗などなど、登場人物それぞれに全く違う「ペルソナ」と「実像」が備わっている。 その「ペルソナ」と「実像」のギャップは多かれ少なかれ誰にでもあり、そのギャップを受け入れ、清濁併せ呑んだ時、人間の奥行きが生まれ、色気に成るのだと思った。実際、本作で描かれている登場人物はとても魅力的で、とてもセクシーであると感じた。 上巻を読み終えたところだが、この作品はこれからも「ペルソナ」と「実像」の対比で進むのだと思う。下巻が楽しみです。
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浅田節満載。道中始まったばかりながら、波瀾万丈、これからどうなるかハラハラドキドキである。次巻楽しみ!
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