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欺瞞の殺意 ミステリー・リーグ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2020/02/15 |
| JAN | 9784562057351 |
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欺瞞の殺意
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商品レビュー
3.6
28件のお客様レビュー
なかなか深いお話だった。 橙子と治重の文書のやり取りから、40年前の殺人事件の本当の真実が明らかになる… また治重の橙子への想いは何十年経っても変わらないのかと読み進みていたがしっかりどんでん返しが待っていた! この作者の本は本当に面白い! シンプルの中に想像つかないトリック… ...
なかなか深いお話だった。 橙子と治重の文書のやり取りから、40年前の殺人事件の本当の真実が明らかになる… また治重の橙子への想いは何十年経っても変わらないのかと読み進みていたがしっかりどんでん返しが待っていた! この作者の本は本当に面白い! シンプルの中に想像つかないトリック… 最高です♪
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2025年5月読了。 旧家楡家で起きた毒殺事件の真相を往復書簡の文面から読み解くミステリー。二転三転する推理が面白い傑作だ。 物語は昭和41年に始まる。楡法務税務事務所を仕切る当主が亡くなり、35回目の法要をあげていた時、新当主の妻と旧当主の孫の二人が亡くなる。二人が口にし...
2025年5月読了。 旧家楡家で起きた毒殺事件の真相を往復書簡の文面から読み解くミステリー。二転三転する推理が面白い傑作だ。 物語は昭和41年に始まる。楡法務税務事務所を仕切る当主が亡くなり、35回目の法要をあげていた時、新当主の妻と旧当主の孫の二人が亡くなる。二人が口にしたコーヒーとチョコレートに致死量のヒ素が仕込まれていたのだ。新当主の治重はチョコの銀紙の切れ端がジャケットのポケットから出てきたことで嫌疑をかけられ、自白の末に投獄されて無期懲役となった。だが、30年以上経って仮釈放が認められた時、治重は元恋人に宛てた書簡に驚くべきことを綴った。彼は犯人ではなかったのだ。はたして事件の真相は何だったのか。 今作の見どころは書簡のやり取りで推理が進行するという趣向だ。全部で五通の書簡が登場するが、その中で治重と元恋人の燈子が推理の応酬をしていく。これによって事件がさまざまな角度から解剖され、新しい解釈が生まれていく。このような多重解決の妙味が面白い。
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昭和41年に旧家で起こった毒殺事件。長女の婿養子が犯人として逮捕され無期懲役囚となる。彼は生き残った次女と往復書簡のなかで「自分は実は無実であり、真犯人は別にいる」と驚くべき真実を告げ収監中にたどり着いた推理を披露する。 前半はよかったんですが、後半のどんでん返しはちょっと印象...
昭和41年に旧家で起こった毒殺事件。長女の婿養子が犯人として逮捕され無期懲役囚となる。彼は生き残った次女と往復書簡のなかで「自分は実は無実であり、真犯人は別にいる」と驚くべき真実を告げ収監中にたどり着いた推理を披露する。 前半はよかったんですが、後半のどんでん返しはちょっと印象薄目。あっと驚く真相ということでもなく・・・まああのノリでずっと書簡のやりとり続いたらさすがに相当だれるだろうしなあ。でも実地とかじゃなくてこういう往復書簡だったりディスカッションでもっと推理していくスタイルが単に好みなので星4。手紙はちょっと内容的に冗長だったりもしましたがまあこれはこれで。
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