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ししりばの家 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/01/23 |
JAN | 9784041085431 |
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ししりばの家
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商品レビュー
3.9
89件のお客様レビュー
「そんなこと起きるわけないじゃん」と思いながら読んでいる「比喜姉妹シリーズ」も、なんだかんだ言って3冊目である。そもそも化け物の存在自体が理屈では説明できないので、どこか冷めた目で読んでいるものの、それを取り巻くストーリーが面白いのでどんどん続きを読んでしまう。化け物に対して論理...
「そんなこと起きるわけないじゃん」と思いながら読んでいる「比喜姉妹シリーズ」も、なんだかんだ言って3冊目である。そもそも化け物の存在自体が理屈では説明できないので、どこか冷めた目で読んでいるものの、それを取り巻くストーリーが面白いのでどんどん続きを読んでしまう。化け物に対して論理的解釈はできないので、これはあきらめている(笑)。 砂がどういう意味を持っているのかは最後まで明らかにならなかったと思う。ただ、砂が作用する身体的苦痛、精神的苦痛の描写がなかなかリアルだった。 ししりばが何かをすること自体は怖くなかった。しかし、ししりばに操られ、殺人を犯し、さらに殺戮を繰り返そうとする平岩夫婦の方が断然怖かった。普通に刃物を持って襲い掛かられる方が怖いに決まっている。怖いのはオバケではなく生身の人間であると改めて思う。琴子がししりばのことを「怪異的ホームセキュリティ」と表現したことでししりばにメカ的なイメージが湧き、正しい指令を出せていないししりばに納得がいく。感情を持たずに指令のみを出すししりばは、恒川光太郎さんの「金色機械」という小説を思い出させた。ししりばの天敵が犬であると確信した五十嵐が、飼い犬の銀を呼び、惨劇は終息に向かう。犬の忠誠心に、ホラーであるにもかかわらずうっかり目頭が熱くなった。銀ちゃん、五十嵐くんとの日々を幸せに添い遂げて欲しい。それと五十嵐くんのお母様も。息子が病んで引きこもりになっていても、いつも通りご飯を作り、なんでもないように日常会話を繰り返す。しかし内心では「うちの子がどうして?」と苦悩していたことだろう。物語の主題とは関係のないところで母親の無償の愛を感じた。他の比喜姉妹シリーズもこの際、制覇しようと思っている。
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感想 理由は分からんがとりあえず怖い。怪奇現象だから理由なんて要らないか。 しかしなんで行っては行けないと言われていた家にノコノコ出向くのか?やはり霊が呼んでいるのか? あらすじ 果歩は夫の転勤に伴い、東京で暮らすことになった。遅くまで残業する夫に苛立ち、知り合いもいない東京で心細かった果歩は、ある日幼馴染の平岩と再会する。平岩と打ち解けた果歩は休日に平岩邸を訪れる。 果歩は平岩邸で、大量の砂を目にして奇異に思う。帰宅後は肺炎のような症状に悩まされ、夫にも二度と行かないよう言われるが、指輪を忘れたことにより再び訪れる。そこでその家に巣食うししりばに遭遇する。 一方、比嘉琴子は幼少期に平岩邸と同じ場所を訪れ、一緒にいった友達の二人は亡くなり、もう一人も脳内で砂が鳴る現象に悩まされていた。琴子もその日を境に暗かった性格が一変し、霊媒師として生きる。生き残った友人を救うために平岩邸を訪れ、ししりばを退治しに行く。
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まあまあ面白かったけど、ぼぎわん、ずうのめの方が引き込まれたかな。 幽霊屋敷の話。比嘉琴子があのような性格になったか。
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