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戦争と平和(1) 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/01/08 |
JAN | 9784334754174 |
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戦争と平和(1)
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商品レビュー
4.8
11件のお客様レビュー
第1部の第1・2編収録。 己の利益をかけた社交界での駆け引き、仏軍との戦い等、盛りだくさんの1巻でした。 個性的で身近にいそうな性格・雰囲気の登場人物ばかりで、違う時代の遠い異国が舞台なのに親しみを感じる物語です。 とにかく登場人物が多いので、登場人物リストを用意した方が読み進め...
第1部の第1・2編収録。 己の利益をかけた社交界での駆け引き、仏軍との戦い等、盛りだくさんの1巻でした。 個性的で身近にいそうな性格・雰囲気の登場人物ばかりで、違う時代の遠い異国が舞台なのに親しみを感じる物語です。 とにかく登場人物が多いので、登場人物リストを用意した方が読み進めやすいと思いました。 残り5巻、これから先どのようなことが起こるのかドキドキです。
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全巻読み終わりましたが、今まで読んだ小説でベストと言える作品でした。 この光文社版は、登場人物が解説されたしおりがついていて、とてもわかりやすかったです。 一方で解説には少し物足りなさを感じました。 歴史的背景が少し頭にあると、面白さが何倍も変わる作品なので、解説で触れてほしかっ...
全巻読み終わりましたが、今まで読んだ小説でベストと言える作品でした。 この光文社版は、登場人物が解説されたしおりがついていて、とてもわかりやすかったです。 一方で解説には少し物足りなさを感じました。 歴史的背景が少し頭にあると、面白さが何倍も変わる作品なので、解説で触れてほしかった、と残念に思う点がありました。 一つは、ナポレオンの生い立ちについて。 彼は、コルシカ島という、フランスとイタリアの間の島の、比較的身分の低い家庭に生まれました。 コルシカは彼が生まれる直前までイタリア領だったので、ナポレオンはギリギリフランス人というところで、幼少期は方言などで苦労したようです。 フランス革命で身分制度が崩れたことにより、ナポレオンは実力を以て立身出世、ついに皇帝の地位に上り詰めました。 そのナポレオンが、生まれながらにロマノフの血統であるロシアのアレクサンドル皇帝と決戦するのが今回の物語ですが、二人の「皇帝」の出自の対比が、ナポレオンの心理に影響を与えています。 この点が解説には触れられておらず、分かりづらいのではないかと思います。 物語後半に出てくる、ナポレオンがイタリア人という記述にも注釈がついていなかったので、少し不親切と感じました。 もう一点は、サンクトペテルブルクとモスクワの対比について。 サンクトペテルブルクは、18世紀初頭にピョートル皇帝によって建設された、モスクワよりも新しい街です。 「ヨーロッパへの窓」というコンセプトで、当時文明の先行していたヨーロッパのいくつかの都市を真似て作られました。 街だけでなく、人々の振る舞いやフランス語による会話なども、ヨーロッパにならうことが洗練とされました。 一方、モスクワはロシアの伝統を象徴する都市です。 そのモスクワを目指したナポレオンのロシア戦役は、軍事的及び精神的両方の意味で、ヨーロッパの侵略からロシアを守るという戦いです。 フランス語とロシア語を取り混ぜた社交界の会話から、戦争の展開まで、ヨーロッパ的なサンクトペテルブルクと、ロシア的なモスクワという都市の対比が、より深い理解への鍵となります。 もう少しこれらの背景について解説があれば、トルストイのメッセージが伝わるのに、というところが悔やまれました。 しかし、ストーリーだけ読んでも面白い作品であることは間違いありません。
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