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ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋 集英社オレンジ文庫
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ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋 集英社オレンジ文庫

小湊悠貴(著者), イシヤマアズサ

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ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋 集英社オレンジ文庫

定価 ¥627

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/01/17
JAN 9784086802970

ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋

¥330

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/05/21

シリーズ第九弾。 小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。 ※今回は、巻末レシピの掲載はありませんでした。 順調に交際を続けている碧(タマ)と大樹。 二人は挨拶&観光も兼ねて、大樹の実家である箱根の温泉旅館・〈...

シリーズ第九弾。 小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。 ※今回は、巻末レシピの掲載はありませんでした。 順調に交際を続けている碧(タマ)と大樹。 二人は挨拶&観光も兼ねて、大樹の実家である箱根の温泉旅館・〈風花館〉を訪問することに。 本来なら、のんびりと箱根デートを楽しむ予定だったのですが、思わぬ旅館スタッフの欠員で、大樹がヘルプに入ることになり、さらにはあの厳格な大樹の祖母・葉月さんが体調を崩してしまい、観光どころではなくなってしまいます。 「彼氏とラブラブ温泉デート」のはずが「気難しいお祖母さんの看病」をする羽目に・・普通の女子なら“えーっ(泣)”とへこんでしまうであろう状況なのですが、そこは“人柄JAPAN”(人柄ワールドカップ日本代表)のタマちゃん。 葉月さんの看病を自ら名乗り出て、身体が温まるように“みぞれ鍋”(大根おろし入りの鍋)を手作りしてあげるという気立ての良さ・・・本当、いい娘ですよね! そんな訳で大樹と“まったり”はできなかったですが、すっかり雪村家の皆さまに気に入られたようで“嫁・合格!”といった感じです。 で、そんな碧に前から好意を抱いていた都築さんが、ついに“思いを伝える決意”をするのですね~。 クレバーな彼は、碧と大樹の仲は既に気づいてはいるのですが、それにも関わらず自分の気持ちに“けじめ”をつける為、傷つくことを承知であえて告白に臨むという・・その勇気に拍手を送りたいです。 今まで“ミスター当て馬”という枕詞をつけていてスミマセンでした・・都築さんにも春が訪れることを願ってやみません。 そして、“けじめ”といえば満を持して碧が父親の浩介さんに、大樹と付き合っている事を打ち明けるのですが、“常連の間ではとっくに噂になっていた”とのことで、既にバレていたというオチでした。 さらに、碧が大学を無事卒業するなど、着々と物語が終わりに近づいている気配を感じますね。 そう、ついに次の巻でシリーズが終わってしまうのでございます。 因みに、前巻に引き続きこの巻でも『ホテルクラシカル猫番館』のキャラがチラっと登場しておりました(まだ高校生でしたが)。 これは作者の方が『ゆきうさぎ』終わった後は、『猫番館』読んでね!という匂わせなのかな・・とつい勘繰ってしまった私です~。 (ま、既に『猫番館』に手を付けているのですけどね(´▽`;))

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2023/12/24

碧ちゃんがいい子すぎる…! 初めての彼氏との旅行で予定が崩れたってのに、気むずかしい大姑さんと二人きりの空間に居て、それも看病するなんていい子すぎる。 これが自分なら…と考えると人間出来すぎていて恐ろしい。 しかもそのいい子ちゃん具合があからさまじゃなくさり気ない感じが尚更怖い。...

碧ちゃんがいい子すぎる…! 初めての彼氏との旅行で予定が崩れたってのに、気むずかしい大姑さんと二人きりの空間に居て、それも看病するなんていい子すぎる。 これが自分なら…と考えると人間出来すぎていて恐ろしい。 しかもそのいい子ちゃん具合があからさまじゃなくさり気ない感じが尚更怖い。 え?家庭環境が良くて精神的に安定してきちんと段階踏んで成長していくとこんなに人格者になるの?大学生で? って穿った見方ばかりした。

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2023/11/20

ゆきうさぎの始まり 碧と都築のバレンタイン 碧、大樹の実家に訪れる 碧の卒業式 着々と時は流れ、碧の卒業と就職が近づいてくる。 この物語ももうすぐ終わりかと感慨深い。 大樹の実家でのエピソードは 読み手としては少しハラハラするものの、 それでも碧の人柄がとても活きるストーリー...

ゆきうさぎの始まり 碧と都築のバレンタイン 碧、大樹の実家に訪れる 碧の卒業式 着々と時は流れ、碧の卒業と就職が近づいてくる。 この物語ももうすぐ終わりかと感慨深い。 大樹の実家でのエピソードは 読み手としては少しハラハラするものの、 それでも碧の人柄がとても活きるストーリー。 そして、先代女将の雪枝のゆきうさぎをオープンさせるエピソードなど、時を遡って覗き見る感じもまた、古いアルバムをめくるような懐かしさを感じられる。 碧、やっぱり教師やるのか…と女将にならなさそうな展開に少し残念。

Posted by ブクログ

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