ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋 の商品レビュー
シリーズ第九弾。 小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。 ※今回は、巻末レシピの掲載はありませんでした。 順調に交際を続けている碧(タマ)と大樹。 二人は挨拶&観光も兼ねて、大樹の実家である箱根の温泉旅館・〈...
シリーズ第九弾。 小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー、連作四話+序章&終章が収録されております。 ※今回は、巻末レシピの掲載はありませんでした。 順調に交際を続けている碧(タマ)と大樹。 二人は挨拶&観光も兼ねて、大樹の実家である箱根の温泉旅館・〈風花館〉を訪問することに。 本来なら、のんびりと箱根デートを楽しむ予定だったのですが、思わぬ旅館スタッフの欠員で、大樹がヘルプに入ることになり、さらにはあの厳格な大樹の祖母・葉月さんが体調を崩してしまい、観光どころではなくなってしまいます。 「彼氏とラブラブ温泉デート」のはずが「気難しいお祖母さんの看病」をする羽目に・・普通の女子なら“えーっ(泣)”とへこんでしまうであろう状況なのですが、そこは“人柄JAPAN”(人柄ワールドカップ日本代表)のタマちゃん。 葉月さんの看病を自ら名乗り出て、身体が温まるように“みぞれ鍋”(大根おろし入りの鍋)を手作りしてあげるという気立ての良さ・・・本当、いい娘ですよね! そんな訳で大樹と“まったり”はできなかったですが、すっかり雪村家の皆さまに気に入られたようで“嫁・合格!”といった感じです。 で、そんな碧に前から好意を抱いていた都築さんが、ついに“思いを伝える決意”をするのですね~。 クレバーな彼は、碧と大樹の仲は既に気づいてはいるのですが、それにも関わらず自分の気持ちに“けじめ”をつける為、傷つくことを承知であえて告白に臨むという・・その勇気に拍手を送りたいです。 今まで“ミスター当て馬”という枕詞をつけていてスミマセンでした・・都築さんにも春が訪れることを願ってやみません。 そして、“けじめ”といえば満を持して碧が父親の浩介さんに、大樹と付き合っている事を打ち明けるのですが、“常連の間ではとっくに噂になっていた”とのことで、既にバレていたというオチでした。 さらに、碧が大学を無事卒業するなど、着々と物語が終わりに近づいている気配を感じますね。 そう、ついに次の巻でシリーズが終わってしまうのでございます。 因みに、前巻に引き続きこの巻でも『ホテルクラシカル猫番館』のキャラがチラっと登場しておりました(まだ高校生でしたが)。 これは作者の方が『ゆきうさぎ』終わった後は、『猫番館』読んでね!という匂わせなのかな・・とつい勘繰ってしまった私です~。 (ま、既に『猫番館』に手を付けているのですけどね(´▽`;))
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碧ちゃんがいい子すぎる…! 初めての彼氏との旅行で予定が崩れたってのに、気むずかしい大姑さんと二人きりの空間に居て、それも看病するなんていい子すぎる。 これが自分なら…と考えると人間出来すぎていて恐ろしい。 しかもそのいい子ちゃん具合があからさまじゃなくさり気ない感じが尚更怖い。...
碧ちゃんがいい子すぎる…! 初めての彼氏との旅行で予定が崩れたってのに、気むずかしい大姑さんと二人きりの空間に居て、それも看病するなんていい子すぎる。 これが自分なら…と考えると人間出来すぎていて恐ろしい。 しかもそのいい子ちゃん具合があからさまじゃなくさり気ない感じが尚更怖い。 え?家庭環境が良くて精神的に安定してきちんと段階踏んで成長していくとこんなに人格者になるの?大学生で? って穿った見方ばかりした。
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ゆきうさぎの始まり 碧と都築のバレンタイン 碧、大樹の実家に訪れる 碧の卒業式 着々と時は流れ、碧の卒業と就職が近づいてくる。 この物語ももうすぐ終わりかと感慨深い。 大樹の実家でのエピソードは 読み手としては少しハラハラするものの、 それでも碧の人柄がとても活きるストーリー...
ゆきうさぎの始まり 碧と都築のバレンタイン 碧、大樹の実家に訪れる 碧の卒業式 着々と時は流れ、碧の卒業と就職が近づいてくる。 この物語ももうすぐ終わりかと感慨深い。 大樹の実家でのエピソードは 読み手としては少しハラハラするものの、 それでも碧の人柄がとても活きるストーリー。 そして、先代女将の雪枝のゆきうさぎをオープンさせるエピソードなど、時を遡って覗き見る感じもまた、古いアルバムをめくるような懐かしさを感じられる。 碧、やっぱり教師やるのか…と女将にならなさそうな展開に少し残念。
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碧の就職先も決まり大学も卒業。いよいよゆきうさぎでのバイトもカウントダウン、終わってしまう寂しさも感じつつ碧と大樹の行末が幸せでありますようにと願ってしまう。
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☆4 シリーズ第9弾 碧が「ゆきうさぎ」でのアルバイトを卒業する日が近付いてきました。 寂しいけれど、教師として新生活をスタートさせる碧を応援したい気持ちでいっぱいです。きっと生徒たちに慕われる素敵な先生になるんだろうなぁと思います❁⃘*.゚ 次は遂に最終巻!どんな結末になる...
☆4 シリーズ第9弾 碧が「ゆきうさぎ」でのアルバイトを卒業する日が近付いてきました。 寂しいけれど、教師として新生活をスタートさせる碧を応援したい気持ちでいっぱいです。きっと生徒たちに慕われる素敵な先生になるんだろうなぁと思います❁⃘*.゚ 次は遂に最終巻!どんな結末になるのか今からとっても楽しみです(*´˘`*)
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ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋 小湊悠貴 ゆきうさぎのお品書きシリーズ⑨ ∞----------------------∞ ☆序章 若葉の季節に店開き 碧の初バイト日。大樹のお下がりエプロン、サイズ全然あってなかったんだ。「あだ名つけるならタマだな、玉木だし」とか、カレーの匂いに誘われてる碧とか、碧を太らせる計画とか、その後の2人を知ってて読んでるからこそ微笑ましかった。 ☆第1話 小料理屋の冬語り 商店会の人たちのお正月。彰三さんと義理息子の俊明さんの掛け合いが漫才みたくて面白い。 ☆第3話 ビタースイート・ショコラ 恥ずかしすぎて埋まりたい都築さん。お姉さんに気づかれてたけど、都築さんの場合は碧にだけあからさまに態度が違う気がする。 バレンタインは手作りマカロン。都築さんは碧も参加してたマカロン作りの蓮作マカロンを持って碧に想いを告げる。 ☆第4話 花風舞う日にみぞれ鍋 碧、大樹の実家へ行く。厳格なお祖母さん葉月さんに色々と注意される碧だけど、それを勉強だと思ったり世話をしたり一生懸命関わっていこうとしてるのが偉い。それもあるし食べっぷりも気持ちいいしみぞれ鍋も美味しかったしで碧は気に入られたと思う。 ☆第5話 18時20分の肉じゃが タイトルに既視感が、と思ったら1巻の6時20分の肉じゃが。今度は玉木父が作る番。碧の働いてる姿はあまり見れて無かったと思うのでちゃんと見られてきっと嬉しかっただろうな。で、みんな気付いてた2人の仲。そして2人とも人望ありすぎる。 ☆終章 桜の季節に店仕舞い 碧の卒業式。袴姿を大樹に褒めてもらうお惚気だけの回。 2023/01/08 読了 (図書館)
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大学卒業とバイトの終わり、めでたいことだけど、寂しさも。 葉月さんの厳しさの中の優しさ、難しいことだけど、素直に受け止められる碧さんが、素敵。
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碧ちゃんが卒業し、そろそろアルバイトを終えて先生になり学校で働くことになります。さみしいけど常連客になってたくさん食べて欲しい。葉月さんとやりとりできる性格がうらやましいです。わたしは言われたことを色々考えてダメだと思ってしまいそうなのであの素直さはほんと素敵です。 次で最終巻。どう大団円になるのか楽しみです。
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碧が大学を卒業し、ゆきうさぎを去る日がどんどん近づいてきています。 終わりと始まりを告げる描写が多いと思いました。
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あれ、この前の巻2冊登録してなかった。感想も書いたような気がするんだけどな。なんというか、羽目を外さないかんじの二人だなぁ。碧ちゃんは、強いしたくましいけど、それ以上に、相手の善意や思いを見逃さないところが素敵
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