- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-08
美しい距離 文春文庫
定価 ¥737
440円 定価より297円(40%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2020/01/04 |
| JAN | 9784167914264 |
- 書籍
- 文庫
美しい距離
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
美しい距離
¥440
在庫なし
商品レビュー
4
70件のお客様レビュー
余命という言葉で、与えられた生を生きている状態から死に向かっている状態へとストーリーが反転する。 登場人物が妻に対していろんなことを決めつけ、あからさまに無神経だと読者が感じるように描写することで、主人公にとっての正解を示唆するような場面が多々あって、それが最初嫌だったけど、主人...
余命という言葉で、与えられた生を生きている状態から死に向かっている状態へとストーリーが反転する。 登場人物が妻に対していろんなことを決めつけ、あからさまに無神経だと読者が感じるように描写することで、主人公にとっての正解を示唆するような場面が多々あって、それが最初嫌だったけど、主人公の目の前ではそれが真実であり正解。完全に共感はできないが、現実味がある。 当たり前のように感情がゆれうごいて周りにいらいらするけど、あとから、理屈ではこうするべきだった、こういう情動は理に適っていなかったと反省会をする。そしてまた当たり前のように心が頭に先行して反省会を繰り返すのも人間らしい。 延命治療などという言葉でコミュニケーションや状況の簡便化を図ろうとするから互いにすれ違いが生じる。言語の副作用が出ている。 dnarは、人生を諦めモードで生きます、何も抵抗せず大人しく死に向かいます、という意味ではない。 死までの残り時間を未来と呼ぶのであれば、無限ではない未来がどんな状況でも誰にでも生まれた時から死ぬその瞬間まで存在し、死を宣告される前も後もその内容は変わるはずがない 余命宣告後もただそのまま生を続けたい、その気持ちを医療者や世間相手に伝えるのがこれほど大変だということがもどかしい122-138p 妻の死についてストーリーを欲して点と点を無理やり線で結ぼうとしたり、綺麗な姿で最後を迎えられてよかったね、などと的外れなことを言ってきたりする外野に主人公が憤慨していたが、それはちょっと致し方ないよなあ 妻の考えなど誰にもわかるはずないのだから、いくら慮ろうとしても本心あてゲームみたいな感じになってしまうし、人の死という何かしらリアクションをせざるを得ない場面でそこまで厳密に妻の想いを推測しろというのも無茶な話では。ただ確率論で物語ったり、人の死の原因を知ることで自分が死から逃れられる安心材料にしようとしたりするのは、「ある人の人生がこうなった」という圧倒的100%の事実の前では無意味 妻が死んでからの距離が良かった 人生のなかで生きている時間と生きていない時間が死を境にしてあるが、その存在は常に他者との距離を持ち、近づいたり離れたりしていく。ただ刻々と過ぎていく時間の中でその距離の変化を慈しむ、そんな恋が素敵だったような気もしてくる
Posted by 
当初、主人公が妻に対して気が利かないもしくは考え過ぎと思うところがありモヤモヤしたが、それらは徐々にそうなるべくして、なっていることに気付く。人物描写がすごいリアル。余命と因果についての考え方も非常に参考になった。
Posted by 
さっきまで生きていた人間に手を合わせて礼をする行為をばかばかしいと思っている主人公の姿に胸を苦しめられました。 死後の人との距離感を考えたことがなかったですが、死後の人との距離感は、生前の人との距離感がそのまま反映されるのだなと、看病する主人公の姿を見て思いました。
Posted by 
